カテゴリ:唄
昨日、ご飯を食べながらテレビのチャンネルをピッピッしてたらNHKの唄番組をやってました。
デューク・エイセスが「女ひとり」を唄おうとしているところ。 普段なら、かえてしまうところですが、 はい、はい、こんな曲あったなあ、あら、作詞は永 六輔なんやぁと思い、なんとなく聞いていたら…。 ♪京都~ 大原 三千院。 恋に疲れた 女がひとり…♪ ここまでは知っていたけれど、その後の歌詞が ♪結城に 塩瀬の 素描の帯が 池の水面に ゆれていた…♪ えっ、結城に塩瀬の素描の帯…!なんて素敵な!! 2番は ♪京都 栂尾 高山寺 恋に疲れた 女がひとり 大島つむぎに つづれの帯…♪ えっ、大島つむぎにつづれの帯、なんてかっこいい!! もう、すっかり引き込まれ、3番はどこへ行って、何着るの?と興味津々。 3番は ♪京都 嵐山 大覚寺 恋に疲れた 女がひとり 塩沢がすりに 名古屋帯 ♪ 上手につくってあるなぁ。 三千院、高山寺、大覚寺なら観光シーズンや土日を避ければ、恋に疲れて自分を見つめるにはいい場所です。 結城に塩瀬の素描の帯、大島紬に綴れの帯、塩沢絣に名古屋帯…、 いいじゃないですかー。 ぴったりですよ。 きもの好き、紬好きな人にはたまらない内容です。 きものにはまっていなければ、歌詞の意味が頭に入ってこなかったな。 この唄のイメージが頭にしっかり、浮かびましたよ。 などと、「女ひとり」の本来の唄の良さそっちのけの、変な感心の仕方をした私でした。 参考までに歌詞を (前奏) 1.京都 大原 三千院 恋に疲れた 女がひとり 結城(ゆうき)に塩瀬(しおぜ)の 素描(すがき)の帯が 池の水面(みなも)に ゆれていた 京都 大原 三千院 恋に疲れた 女がひとり (間奏) 2.京都 栂尾(とがのお) 高山寺(こうさんじ) 恋に疲れた 女がひとり 大島つむぎに つづれの帯が 影を落とした 石だたみ 京都 栂尾 高山寺 恋に疲れた 女がひとり (間奏) 3.京都 嵐山(らんざん) 大覚寺 恋に疲れた 女がひとり 塩沢がすりに 名古屋帯 耳をすませば 滝の音 京都 嵐山 大覚寺 恋に疲れた 女がひとり お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[唄] カテゴリの最新記事
|
|