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2009.10.31
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カテゴリ:洋画・SF
エイリアン2

1986年7月公開
監督:ジェームズ・キャメロン
製作費:1850万ドル


 人気SF・ホラー映画、エイリアンシリーズの第2作。
 監督・脚本は、『ターミネーター』シリーズ、『タイタニック』のジェームズ・キャメロン。
 出演は、シガニー・ウィーバー、マイケル・ビーンほか。

 1986年、アカデミー視覚効果賞、音響編集賞受賞。


[簡単なあらすじ]
 宇宙貨物船ノストロモ号内で発生した惨劇を生き抜き、辛くもエイリアンを撃退して地球へと帰還を果たしたエレン・リプリー(シガニー・ウィーバー)。
 ところが、彼女の乗った宇宙船は救助されるまでのあいだ宇宙空間を彷徨い続けており、あれからすでに57年もの年月が過ぎ去ってしまっていた。

 彼女がエイリアンと遭遇した惑星LV‐426には、すでに開拓団が入植していることを知り、危険を訴えるリプリー。
 しかし、会社上層部は彼女の話を信じようとはせずに、まともに取り合おうとはしない。
 だがその後、危惧したとおりコロニーとの連絡が途絶え、リプリーは海兵隊と共に、再びエイリアンの待つ惑星へと降り立つことになるのだが――



 凶悪で恐ろしい異星生物の恐怖を描いたSF・ホラー映画、『エイリアン』の続編です。
 監督は前作のリドリー・スコットから、『ターミネーター』のヒットで一躍名を馳せたジェームズ・キャメロンへとバトンタッチ。

 前作が、“忍び寄る恐怖”といったホラー要素が強かったのに対し、今作は「今度は戦争だ」のキャッチコピーどおり、エイリアンと人間たちの激しい攻防を描いた、アクション性重視の作風へとシフトチェンジ。
 エイリアンの持つ恐ろしさを、また違った側面から楽しむことができ、好評を得ました。
 “続編は当たらない”というジンクスが根強くある映画界において、自身の作であるターミネーターも『』をヒットさせるなど、ジェームズ・キャメロンの続編を撮る手腕は素晴らしいものがあります。

 ちなみに現在DVDとして流通しているのは、公開時にカットされた場面を、監督本人の意向によって追加した「完全版」となっております。



 今回の物語の主な舞台となるのは、前作で異星人の宇宙船とエイリアンの卵を発見することになった惑星LV‐426。
 テラ・フォーミング用の工場プラントが立ち並ぶ未開の惑星の風景は、『ターミネーター』で描かれた荒廃した未来世界のようでかなり不気味。
 開拓団を襲った恐怖は、すでに『エイリアン』を観て、その恐ろしさを十分味わっているだけに、尚更恐ろしい。


今回の下着はグレーの地味なものでした

 アドバイザーという名目で、再び恐怖の地へと足を踏み入れることとなったリプリー。
 開拓団の生き残りの少女ニュートと信頼関係を築くなど、今回は母性を前面に押し出した設定に。
 そのせいもあってか、ヘアスタイルがオバチャンパーマのようなものになってます(笑)
 (前作でも、特に美女というわけではなかったですけどね)

 調査隊の中にロボット(合成人間)のビショップがいることを知って激昂するなど、前作の流れもきちんと受け継いでいます。
 (「あれは欠陥品だ」というビショップのセリフを聞くと、監督がキャメロンだけに「ターミネーター」の方を思い出しちゃいますが)


デザインが格好いい!

 インダストリアル・デザイナー、シド・ミードのデザインによる宇宙船スラコ号など、登場する機械類がとにかく格好いい映画でもあります。
 ミリタリーマニアとして知られるキャメロン監督だけあって、海兵隊員の持つ銃器類にも徹底的なこだわりが。
 (の割りに、隊員の人数が極めて少なかったのは、調査隊のつもりだったから?)

 今回はその銃器のおかげで、通常のエイリアンであるエイリアン・ウォーリアーとなら正面からの戦闘も可能に。
 しかし、強酸性の血液という厄介なしろもののために、近距離戦はやはり危険。
 天井裏やダクトを通って襲撃してくるのが、虫みたいでとても嫌です。

 ちなみに、海兵隊のリーダー格は、キャメロン映画ではお馴染みのマイケル・ビーン。
 なんだけど、みんな装備が似ているので、見分けがなかなかつかないです……。



人呼んで人間フォークリフト

燃える 巨人対決

 この映画の一番の見せ場、クライマックスのパワーローダーと巨体を誇るエイリアン・クイーンとの直接対決。
 監督自ら、「日本のロボットアニメをイメージした」と語っているように、宇宙船内部を舞台にロボットを使用した戦闘シーンは、ガンダムを彷彿とさせるものがあります。
 SFXの第一人者、スタン・ウィンストンの手によるエイリアン・クイーンの造型の迫力も相当なもの。


 唯一、演出上の不満点をあげるとすれば、エイリアン・ウォーリアーが登場したそばからやられていってしまって、活躍があまり見られないというでしょうか。
 ただしこれは、製作費の関係でエイリアンスーツが6体分しか作られなかったのを誤魔化すための、苦肉の策とのこと。
 CGがなかった時代ゆえの苦労ですねぇ……、しみじみ。



 前作も映画史に残る傑作でしたが、本作も負けず劣らずの完成度の高さ。
 最近のアクション映画に比べてしまうと、さすがに映像面では見劣りしますが、エイリアンの恐ろしさは今観ても十分楽しめる(恐がられる)レベル。

 特に、リプリーとクイーンの女同士の熱い決戦は、映画ファンならば必見。



 **********


エイリアン 2


エイリアン


エイリアン 3


エイリアン 4


この映画の詳細(Amazon)。

エイリアン2 完全版 [DVD]



エイリアンシリーズの記事はコチラ

「エイリアン」





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最終更新日  2009.10.31 12:04:37
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