湘南フレンチ奮闘記

今日は朝からかなり熱かった。

今朝はチーズを仕込むため、牧場で原乳を分けて頂き店に向かったのが朝９時４０分、日差が強く閉口した。

牧場は人家からかなり離れた所にあり、のどかな田園風景を横切り、店に向かうのだが、水田の上を赤とんぼが舞っている。

７月の中ごろから目立ち始め、今ではあちこち群れている。
今年は季節感が随分とずれているように感じる。

赤とんぼは今の時期、山の山頂付近で生活し、稲の穂が出る頃になると里山に降りてくる物だが、それが７月の半ばに田んぼに現れるとは・・・

それとここの所雨が降らないせいか、野菜が高い！
只高いのではなく、物が無いのだ。

農家を廻ってみてもどこも同じ、ナスなどは今が最盛期で市場に行っても山のように積み上げてあり、５キロの箱で２～３００円で競り落とせた物が、今は金を積んでも手に入らない。

畑を見ればナスの木は下から切り取ってある。
もう収穫を諦め、新しい芽を吹かして秋茄子を作ると言うが、果たして芽を吹くか？農家の人が首を傾げている始末・・・

秦野地区のトマトはまだ健在だ。
トマトは余り水を必要としないから、かえって好都合だが、これにも限度があるだろう。

夏野菜は諦めたが、秋野菜も駄目だろう。
これからどうなるのか、年々先が読めないような気候になってきた・・・

写真は整形が終わったブリタイプのチーズ


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