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娘を連れて心療内科と呼ばれるところを受診しました。
5分程の診察と検査予約(脳の異常を調べると言われた)が終わって、薬が出されました。 これで、娘は気分が明るくなり、行きたかった学校に行けるようになるんだ、と信じた無知な母親でした。 薬を飲んでも、事態は変わりませんでした。 それどころか、ますます気分は塞いでいきました。 次の診察の時、気分が優れない、ふらふらすると言う娘に、先生は薬をもう1種類追加しました。 これで、症状が良くなるだろうという期待と裏腹に、 娘は、エレベーターが怖い、外が怖い、病院で待っている時間が怖い、と ついに、外に出ることすら出来なくなってしまいました。 診察に行けない娘に代わって、薬だけは私がもらいに行きましたが、 薬を飲んでいるのにますます悪くなる娘を前に、 このままでは絶対だめになる、という思いが湧いてきました。 なすすべもなく、でもどこかに何かあるはずだとめくった電話帳で、目に留まったのが 「家庭に出向いてメンタルケア」の文字でした。(現在は電話帳には掲載されていません) 外に出られない娘には、もうこれしかないと思いました。 それが、娘を不登校、引きこもりの地獄から救ってくださった長田百合子先生との出会いでした。 薬では解決できない、もっともっと深いところにある母親の間違いを、娘は貴重な青春をぼうにふって、私に教えてくれることになるのです。 薬では心は治せない。 向精神薬を服用した事と、この後母親も潰れたことで、娘の出発は少し長引くことになりましたが、長田先生との出会いは娘にも私にも、大きな大きな確かな出会いになりました。 次回長田先生との出会いをお伝えします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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