昨日、半月ぶりにバスと電車を乗り継いで街に出かけた。ほんとうはこの暑さの最中に外出するのは控えたかったが、コンポート作りで送ってもらったイチジク代金の支払のため銀行へ行った。台風10号の影響で交通が分断されるかもしれないし、私の身に何事かがあった時に支払いが滞って迷惑をかけたくないという思いがあるためである。相変わらず八王子の町中、行き交う人はみんなマスクを着けている。私も友人が作ってくれた布製のマスクを着けていたが、暑さと息苦しさのため、体力の消耗は予想以上だった。田舎のひとり暮らしなので普段はスーパーで支払いの時にマスクを着けるだけだが、その時だけでも息苦しく思える。非常時ゆえ、今は仕方のないことだと思うが、先々のことを考えると、マスク着用は人々の健康にかなりの負担をかけると思う。この息苦しさは肺と心臓にかなりの負担をかけ、精神的ストレスも大きな影響を与えているに違いないと思っているのは私だけだろうか。コロナウイルス感染と熱中症だけでなく、日本人の平均寿命もこれから先は短くなっていくかもしれない。
出かけたついでに、久しぶりにひとりでイタリアンレストランでランチをした。お昼前ということもあって客は半分くらいで、各テーブルにもひとりかせいぜい二人。お店の案内ではテイクアウトも大丈夫だと宣伝していた。久しぶりに注文したパスタは手長エビとズッキーニをバジルソースで仕上げたもので、緑鮮やかな一品であった。やはりお店の料理は見るだけでも満足感がある。店で焼いたパン、デザート(クリームプリュレ)とコーヒーをゆっくりと味わい、幸せなひと時だった。このレストランの料理はそんなに気にならなかったが、最近は減塩に気を使っているので、自分の作った料理以外はしょっぱいような気がしている。生協でも、スーパーでも味付けをした食材はほとんど買わなくなっている。塩味にひどく敏感になっていて、この前は大好きなクロワッサンにソーセージを挟んだ調理パンのしょっぱさに驚いてしまった。これまでは何とも思わなかったのに…。しかし、適量の塩の美味しさは格別である。どこで折り合いをつけていくのかがこれからの私の食生活の要である。
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Last updated
2020.09.05 10:29:48