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みかんの木を育てる-四季の変化

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2009年10月21日
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カテゴリ:カテゴリ未分類

何故か、枝が枯れてしまった

10月18日、フツウウンシュウの成木で、枝が一か所枯れていました。

010
                  (10月18日)
かなり太い枝です。
枯れてしまった原因が、根本的にはわかりません。
しかしこうなってしまうと、枝を切断するしか仕方ありません。

枯れた枝の根元、基幹部分を見ると、カミキリムシの加害がありまた。

 013
                              (10月18日) 
基幹部分へのカミキリムシの加害が要因だろうとは思うのですが。
カミキリムシの加害は、ほとんどの木に見られます。
なのに何故、この枝だけは枯れてしまったのか。

毎年、1,2か所で枝が枯れてしまう箇所が出てきます。
小枝くらいならまだましですが、
それが主枝だったり、時にはショックなことに樹全体が枯れ込む場合もあります。
基幹へのカミキリムシの加害が要因になっていることは確かですが。

枝を元から切断しました。
その断面を見ると、

012
                             (10月18日)
中心部分に穴がありました、カミキリムシの穴かと思います。
そして、樹皮の内側の、年輪の一番外側が茶色に枯れています。
下からの養分の供給が断たれてしまったために枯れてしまったわけです。
南側を中心に、半円くらいは茶色になっています。
これが原因のようです。

こうしてみるとカミキリムシの加害には、
大きくなった幼虫が木の中の中心部分に坑道をつくっていく食い進んでいく場合と、
基幹のつけ根部分で、一センチ位の小さな幼虫が樹皮の下をぐるっと一周するように加害する、二つの場合があります。
今回の場合は、後の場合で、しかもほぼ一周されてしまった様です。

毎年6月以降、カミキリムシを目の敵にするのは、こうした結果をきたさないためですが。
以前の幼虫対策は、成虫だけを相手にしていたのですが・・・、それは初歩でした。
問題は、成虫が産み付けた卵からかえったごく小さな幼虫が問題でした。

当初は木屑を出している大きな幼虫が相手だったのですが・・・。
一昨年くらいからは、幼虫でも基幹の付け根のくぼみ部分を、ぐるっと一周しようとする小さな幼虫を重視しています。
これは木屑は出しませんが、くぼみ部分の樹皮にささくれをつくって活動しています。
ささくれは、ある程度ならば木自体に回復力がありますから、柿の粗皮削りのように、
削り取って樹皮の下にいる小さな幼虫を駆除するようにしています。

こうした駆除が成功すると、木の付け根が成長して、くぼみがなくなっていきます。
こうなるとカミキリムシのつけ入る余地はグーンと減ると思います。
こうした攻防は、まだ始まったばかりです。


   






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Last updated  2009年10月21日 05時31分05秒
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