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みかんの木を育てる-四季の変化

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2023年05月19日
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​みかん園を再生させよう-5月交流会​

神奈川県小田原の石垣山みかん園でのことですが、5月18日に、みかん園の再生するための五月度の交流会が、4名の参加で開かれました。



一、この景色をどのようにご覧になりますか。
その中央には小田原城が写っています。相模湾の景色が広がり、手前には豊かな石垣山のみかん園が広がっています。市街地からわずかな距離に大自然が守られているんです。

「小田原・石垣山のみかん園再生プロジェクト」は、この三月から旗揚げしました。

農家の人たちの高齢化と、ほったらかしの農業政策により、みかん園は苦境にあります。

みかん園の園主が、「早川地区の耕作・荒廃面積」を、以前に紹介してくれました。

           2000年     2005年    2010年    2015年
経営耕作面積      98ha      87ha     79ha     80ha

耕作放棄地面積     31ha      40ha     45ha     38ha
            24%      31.5%    36.3%    32.2%

8年前までのデーターですが、3割強のみかん園が耕作されなくなっているんです。
農家の方たちの高齢化がすすんでますから、この傾向はもっと厳しくなっているんじゃないでしょうか。
先祖伝来の畑を、だれしも好き好んで「耕作放棄」なんてしっこありません。
体力の限界まで頑張ってきて、その苦渋したうえでの事態なんですね。
それを今の政治社会は「農家の自己責任だ」と、放置してきているんです。

二、この間に、援農に来ることでみかん園を荒廃から守ろうとしてきた10名の人たちで、この3月に「小田原・石垣山のみかん園を再生させる会」をつくりました。
ちかくでは、「かなごてファーム」の小山田大和さんが、「みかん園再生プロジェクト」をすすめていますが、本質的にそれとも重なるものがあると思います。

この「再生させる会」は、援農に来ている人たちを中心に、みかん園の園主の方、都市住人で理解と応援してくれてる人たちの三者で、月に一度の交流会を持とうということで始まりました。今回で3回目です。

三、前回の4月からのこの一カ月ですが、
収獲としては、竹の子掘りがありました。5月初めにはお茶摘みがありました。今は、甘夏の収穫が終わったところです。フキが沢山あり、いよいよこれから梅の収穫が始まります。

しかし、なんといっても大変なのは、一雨ごとに繁茂してくる雑草との力比べの、草刈り作業です。

今回の交流会ですが、

〇園主の方から紹介がありました。
「梅が大きくなってきている。いよいよこれから収穫シーズンだね。収穫してもらってもいいよ」と。

参加者の声です。
〇小田原はみかんだけでなく、梅の産地でもあるんだ。今年も梅酒・梅干づくりをしてみようか。
〇甘夏の収穫が終わった。5月の甘夏は大変美味しい。持ってきたので試食してみてほしい。
〇みかん畑の草取りの大変さを実感している。木の下だけでも大変なのに、みかん畑の全体を草刈りするのは大変な作業だ。私の体力でできるかしら。しかし、肥料をまくには、その前の草取りは欠かせない。

〇この二週間前から、新たに手の及ばなくなった畑があるのがわかって、手を入れている。クズやヤブカラシの蔓が巻き付いて木全体を覆っていたのをはぎ取った。その中から13本のみかんの木が出てきた。この時期には半年間草刈りの手がはいらないと、雑草に埋もれてしまい、みかんの木は、ついらはみかん畑は消滅していっちゃう。もったいない事態だ。

〇みかん園を囲うイノシシ除けの鉄柵を利用してヘチマを植えたけど、うまくいった。今度は連作障害を避けるため鷹の爪を育ててみたい。場所を替えて今回もヘチマも育てたい。

〇交流会に参加できない援農者や、遠方の都市生活者にの人たち、交流会の様子を発信するようにしたい。

などなど、交流のひと時でした。

今は、日中は真夏の様な陽射しになります。
「熱中症に気をつけるように」などの声を掛け合いつつ、それぞれ畑作業に別れていきました。

以上、5月度の交流会でした。






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Last updated  2023年05月19日 22時55分07秒
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