沖縄県知事選挙、辺野古への新基地建設はNOです
辺野古への新基地建設はNO 沖縄県知事選挙で、沖縄県民の意志が示されました この沖縄県知事選挙で問われた最大の争点は、天下周知の、米軍の辺野古新基地建設の是非でした。 11月16日投票の結果は、 新基地建設反対の新人オナガ氏 360,820票 新基地建設推進の現職ナカイマ氏 261,076票「これ以上は基地はつくらせない、辺野古には新基地をつくらせない」そうした政策のオナガ氏が圧勝しました。 もちろん、沖縄県民の「基地はいらない・平和な沖縄を」の要求は、戦後史の時々に示されてきていました。しかし、今回は「辺野古への新基地建設反対」で、これまで以上の大きな強い意志が示されたと思います。 この沖縄県民がしめした意志に対して、この意向を尊重し答えるのが民主主義国家のあり方だと思います。そして国民全体として、その一員としてもとるべき態度だと思います。 ところが、選挙結果についての報道を見ていたら、日本経済新聞の11.17社説に「名護市での基地建設に必要な埋め立て工事は、仲井真氏が承認済みであり、新知事に覆す権限はない」などと言ってます。 大手の新聞の集団的「見識」が、民意を尊重せず、勝手なことを言ってます。 そうではないと思います。 選挙の結果、そこに示された多数の声にどう答えていくかが問われていますし、 それが民主主義だと思います。 問題はこれまで新基地建設をすすめてきている日本政府の問題です。政府が進めめてきた基地建設に対し、当の現場の県民が大きくNOの意志が表明したんですから。それは今に始まったことではないんですね。 かりに、他の県で原発の新たな建設計画があったとして、それに対して現地の住民がNOの意志表示があったとする。その時政府はそれでもあえて強引に建設を強行できるかということだとおもいます。 米軍の辺野古基地建設をやめさせる、それは簡単なことではないと思いますが、それでもそこに思いを寄せて、あくまで民意にそった打開を探っていく。 その活動は新たな段階に入ったと思います。