つれづれなるままに―日本一学歴の高い掃除夫だった不具のブログ―

2010/09/05(日)15:59

『フォーチュン氏の事件簿』H・C・ベイリー:創元推理文庫

ミステリー(172)

ベイリーといえば、SF作家のバリントン・ベイリーしか知りませんでしたが、探偵小説の分野にもいたんですね。 さて、フォーチュン氏。挿絵を見ると丸顔で、パイプをふかして美食家で貴族然としていますが、なかなかクール。バンコランの性格そのままに(ただし男色家ではありません)体型をパタリロにしたような「犯罪捜査部顧問」だそうです。本書には全部で7篇収めてありますが、「知られざる殺人者」でフォーチュン氏が果たす役割が、一等好きであります。 フォーチュン氏の事件簿価格:630円(税込、送料別)

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