山や林にはお馴染みのテイカカズラは昨年の秋、紅葉やサヤが出来る実も載せたのですから・・・・
花が当然あると思って見に行ったのですがナイ!
時期も遅れたしほとんどあきらめていたらアッタ!
尾根道で見つけました。
テイカカズラ(定家葛)
キョウチクトウ科
向きをかえてみるとこんな感じ
独特の花弁で元の部分は筒状になり先端の方はプロペラのような形です。
この花も地面に落ちているのを見て初めて咲いているのに気が付く事が多いですね。
ジャスミンに似た良い匂いがします。
和名の漢字を見ても分かるように鎌倉初期の歌人藤原定家に由来するらしいけれどなぜそう付いたかという事は諸説あるようですね。
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羽化したばかりのシジミチョウを見つけました。
ミズイロオナガシジミ
こんなに綺麗になりました
尻尾のように突き出した突起が特徴です。
調べてみるとこのチョウはゼフィルスと呼ばれる種類で6月から7月にかけて年に一度のみ出現し、卵で越冬するシジミチョウ科の1群の25種の一つだそうです。
ゼフィルスは、ギリシャ語のzephyrosから来ていて西風という意味でギリシャ神話ではZephyros(ゼヒュロス)という西風の神が出てきます。
英語のzephyr(ゼファー)というのはそよ風という意味だそうです。
響きがなんともロマンですね・・・
狭山丘陵にて 6月15日