イネ科・・・コバンソウ
日本中どこでも普通に見られるコバンソウ。とは言うものの最近まで私はドライフラワーにされていたものしか知りませんでした。狭山丘陵でも2ヶ所で見たことがあるだけです。垂れ下がった穂が小判に似ているのでコバンソウだそうです。 コバンソウ(小判草) イネ科 コバンソウ属下の写真、小穂の先がとがっているのはまだ若い穂だからで、しばらくすると上の写真のように少し膨らんだ形になります。 イネ科の花というのもなかなか面白い形をしたものも多いのですがこれもかなり楽しい形です。小判は現在の価値にしたら54,000円くらいの価値があったのでしょうか?十両もらったら五十万円余り、先週見ていた大河ドラマの「龍馬伝」で龍馬が、後の妻になるお龍に初めて出会ってすぐに実家からもらった五両を与えていましたが・・・まさに運命的な出会いです、男らしいですねぇ・・・なんて、コバンソウを見ていたらそんなことを考えてしまいました。この植物も海外組で明治時代にヨーロッパから観賞用に連れて来られたようです。狭山丘陵にて 5月下旬撮影