カテゴリ:幸せの感じ方
圧巻!でした
「明日に架ける橋」のハーモニー たぶん私だけでは、なかったはずです あの瞬間… 3番に入った瞬間の二人の声に ぞくっとしました 次の瞬間、涙があふれました この二人のハーモニーは68歳の今 さらに奥が深く、息もぴったりです こんなにすばらしい息のあったハーモニーを 初めて、生で聞くことができました こんなに素敵なことはありません 若かりしころ、解散していたにもかかわらず それを知らずに、何度も聞いていたものでした そして、風の噂のように ”セントラルパーク奇跡の再結成” も聞きました 当時はたぶんこれが最後の再結成、と言われていたはずです その後、何度かその後も再結成されていたようですが ほとんど噂も聞きませんでした 今年5月、札幌公演の話が流れてきました 私がS&Gを好きなのを知っていたので 同居人が、すかさず予約してくれました 正直言って、68歳の二人の今の活動さえ 知らない私は、あの頃の「天使の歌声」とまで 言われた、アートガーファンクルの声が変わっていて がっかりすることを心配していました 15分遅れで暗転 ステージ方にある3つの大きなスクリーンに 二人のデビュー当時の写真や歌っているビデオ 映画「卒業」のワンカット 子供との写真などが流れ そして、ポールのアコースティックギターの音 曲は「オールドフレンド」でした 2人がスポットライトに照らされた瞬間 バックのスクリーンにも2人の姿が現れました 今回のこの公演のCMもポスターも 二人が、若い時のものばかりでした なおさら、年齢のいった二人がどんなに なっているのかと想像するほど… 期待というより覚悟の方が 大きかったような気がします スクリーンで見る二人の姿は 「やっぱり、歳いったなぁ」の一言でした 若かった頃とのギャップは、 仕方ないのかもしれないけど う~ん、見にきてよかったのか…?と 思う一瞬でした 「オールドフレンド」の曲から2.3曲目 までは、少しテンポは、ゆっくりめだったような気がします アートガーファンクルの声も最盛期よりは少し低め (当たり前か…)それでも 「アメリカ」あたりから、違和感がなくなってきました 知ってる曲ばかりという安心もあわせて だんだん彼らの歌声が、いい感じになってきたような気がしました 「コンニチハ、サッポロ」の挨拶 で、ふっと空気が和みました それからの2時間… おなじみの曲が続き お互いを親友と呼びながら紹介し 2人は(たぶんソロの歌=知らない曲だから) 数曲をうたいます ここで特筆すべきはポールサイモンの歌声です たぶん今も現役でバリバリのように 活動している(のかどうかはわかりませんが) 昔より、しっかりとした歌声 すごい!の一言でした 確かに昔はアートガーファンクルをたてていた感は ありましたが… それらをはさんで、いよいよあの感動の瞬間が やってきました ピアノの音があのメロディ 「明日に架ける橋」を弾き始めました それがわかった会場からは拍手や歓声がおこり、 アートガンファンクルがマイクに近づきます たぶんもう「天使の歌声」とは表現されないかもしれません でも、それ以上に心に響くものがありました 1番はアートは、昔どおりに 2番はポールがアレンジした歌い方をしました 3番は…見事に重なった二人の声は、本当に きれいだった、すごかった 鳴り止まない拍手とその感動のまま 「サウンドオブサイレンス」にいき 観客は総立ち(たぶんアリーナ席は)でした アンコールのたびに たぶん、もう見れない そういう想いで、拍手の手にも力が入りました 「ボクサー」の曲では、♪ライラライ~は 一緒に歌いました 二人の声の衰えは、みなが予想し 心配したのではないかと思います 音楽誌にも、よくそう載っていました ところが、結果的には、そんなことなかったと思います 後半にいくにつれて、アートの声に昔のような艶?が 戻ってきたようにさえ感じました 前よりも深みが増した 感動した!泣けた! というのが私の本音です 行ってよかった、本当に良かった… 今、発売中のアルバムです ライヴ 1969 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
July 19, 2009 11:04:06 AM
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