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巨大な武田信玄公像を拝んだ後に向かったのが、甲府城跡。 甲府城も明治時代初期に取り壊され、 今は舞鶴城公園として、かすかに名残が見られる。 白壁が重なり合うその優雅な姿から「鶴が羽根を広げたような城郭」という意味で 舞鶴城と呼ばれていた。
かつての遺物は石垣を残すのみ。 どれほど優雅な姿だったのでしょう。 残念ながら、心の中で思い描くのみです。
ところで、甲府城といっても武田家の居城だった訳ではない。 甲府城は武田勝頼が織田徳川の連合軍に敗れた後に、建造された城である。 有名どころでは、三代将軍・徳川家光の弟である忠長や五代将軍となった 綱吉がその居城としていた。
昨今、稲荷櫓が復元され、往時を偲ぶことが出来るようになった。 石垣を登って、かつて天守閣が置かれた地に立ち眼下を眺めてみる。
戦国時代、最強と言われた武田家の躑躅ヶ崎の館は 写真の彼方2キロほど北に行った山の麓に有る。
石垣をキャンバスにして、真っ赤な花が咲き乱れる。 信玄公の思い。如何ばかりであろう。
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