宿題
スタッフが電話を受けた。「あの~、子ども(お嬢様)が誕生日なんですけど、動物のきぐるみや、誕生日のケーキとかの小物や、スタジオ○○○みたいな背景で撮ってもらえますか?」スタッフ、『きぐるみはありませんが、ドレスは何点かご用意しております。ケーキ型の小物はあります。子供向けの背景もございます。でも一番の主役はお子様ご自身ですから、奇抜な背景やくどい背景はご用意してないのです。申し訳ございません。』またまたお客様、「子どもの初節句も兼ねているから、雛人形(雛壇飾り)も入れて写したいのですが、用意してありますか?」スタッフ、『大変申し訳ございません。おじいさん、おばあさんに買っていただいたからと言われて、お持込で撮影したことは何度かございますが、撮影用として雛人形はご用意しておりません。』暗室まで聴こえてきたこの会話、うーん、これって今から町の写真館が生き残っていくためのヒント?課題?難しい宿題を出された気分でした。