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カテゴリ:酒の詩歌
月見酒の漢詩が話題になって嬉しいついでに、『関西弁で愉しむ漢詩』という本で桃白歩実さんが関西弁に意訳されている詩を紹介させていただきます。
李白「月下独酌」其の四 (刹那のパラダイス) 窮愁千万端 思いどおりにならへんコト幾千万ほど 美酒三百杯 おいしいお酒は三百杯ほどしかあらへん 愁多酒雖少 悲しいコトはいっぱいで お酒はちょっとしかないけど 酒傾愁不来 お酒飲んだら悲しくなんかあれへん 所以知酒聖 そやから お酒は心のクスリやねん 酒酣心自開 ヨッパラったら苦しいコト忘れられる 李白「贈内」 (よっぱらいのたわごと) 三百六十日 1年中 日日酔如泥 酔ぉてんねん 雖為李白婦 こんな旦那でごめんな 何異太常妻 神さんと結婚したとあきらめてな ごめんな かなり大胆な訳であるが、いかがなものか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年10月06日 10時20分11秒
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