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テーマ:今日のお出かけ ~(8157)
カテゴリ:笑いすごそう
天下茶屋から新世界へ向かって歩いていたら、
動物園前に通じる飛田商店街に出た。この天下 茶屋から山王の辺りは漫画「じゃりん子チエ」 やNHKドラマ「ふたりっこ」の舞台である。 昼なお暗く、疲れた自由業風情のおっさんが ひょろひょろ歩いたり自転車で駆けていく。路 地で家の壁際に向かって2人のおっさんが離れ て立ちションをしており、現場の溝と樋が小便 のせいで赤茶に錆びてしまっている。それこそ 何十年前にタイムスリップしたような感がある。 主婦が買い物する姿は少ない鄙びようである が、玉出という明るく照明の点いたスーパーだ けが現代的で救いである。このスーパーの本社 は同じ西成区の玉出にあり、もともとホームタ ウンだから庶民志向の営業にも力が入っている ように見受ける。 昼時とて弁当が山積みされ、学生風の白人が 迷った末にハンバーグ弁当(318円)を買い、 もう一人がテンプラをピックアップしていた。 余輩は通りでただ一つ客入りのよいカウンタ ー式うどん屋で270円のきつねうどんを食す が、よくある、ぱさぱさした中細のうどん、そ して薄あげと化学調味料を使ったような汁だ。 ところで、昔一度だけ怪しい逢瀬に利用した ことがあるドヤ街の安宿だが、現在はスマート なホテルに改装されているのがいくつか目立つ。 テレビはもちろんDVD付きの部屋もあり、共 同浴場が備わって宿泊料がおおむね2千円で、 表の案内ボードには英語とハングルも併記され ており、外国人の需要を狙う魂胆だ。 1ヵ月レンタルしても6万円、かつて東京から の出張のおりは梅田の兎我野町あたりの法華ク ラブや関西ホテルをに泊まるのが一番安上がり だったが、今ならこの山王のホテルがお奨めだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年11月03日 20時28分21秒
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