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カテゴリ:日本酒紀
最近、2つの日本酒を吟味してきた。
ひとつはバラ色の酒「邪馬台国浪漫」(15度)。香りはすもも?のようで、口あたりはほのかに甘酸っぱく、喉ごし軽やかで、グラスがついつい空いてしまう。 「人性酒をたしなむ」と魏志倭人伝に記されているが、12度の「万里の春」(酒友に献上)とともに、古代米と紅麹を用いたロマンあふれる傑作といえよう。女性と飲んだり、パーティや目出度い席によく合うと思う。 「酒とバラの日々」はアルコール依存症の夫婦を主人公とする米国映画でしたが、このバラ色の日本酒は「バラ色の人生」というシャンソンの世界を彷彿とさせます。 もう一つは、前にも紹介した「雨後の青山」純米大吟醸。これはやはり、淡麗で喉ごしスッキリな逸品だ。 「分け入っても分け入っても青い山」 銘柄から漂泊の俳人、山頭火の句を思い浮かべます。 なお、いずれも肥前杜氏の井上満氏が醸された日本酒でした。 http://ugonoseizan.com/?tmid=31 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年08月07日 20時29分50秒
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