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テーマ:今日の出来事(292084)
カテゴリ:ウォッチング
造幣局の通り抜け、土曜と好天が重なってすごい人出だった。ただ、ここ4年1週間で50~80万人台の観桜者だったのに対して、今年は天候不順で少なめだろう。
560mの通りに関山、普賢象、松月、紅手毬、芝山、楊貴妃など約120品種、約350本を数えるが、これらは大半が遅咲きの八重桜で、満開時の美しさはたとえようもなく花盛りとはこのこと。 今年も逢えた楊貴妃、気品があって愛しく癒されるなあ。 (楊貴妃:昔、奈良地方にあった桜で、つぼみは濃紅色であるが、開花時には淡紅色となり、花色も優れ豊満なので、中国の楊貴妃を連想して世人が名付けた。花弁数は、20枚程) 明日はオダサク倶楽部主催のCINEMAさろんで織田作の盟友・川島雄三監督の「貸間あり」を取り上げるが、そのラストシーンで、桂小金治に丘の上から町に向かって立ち小便をさせながら、言わせた言葉とは。 そう、唐の詩人・于武陵の漢詩「勧酒」の一節“人生足別離”を井伏鱒二が意訳した「サヨナラダケガ人生ダ」。監督本人が好んだ言葉であると同時に川島雄三監督の人生を見事に表現した言葉にもなっているとはイムイムさんの解説。 織田作も花を咲かせて、あっという間に通り抜けていった、サヨナラダケが人生であったが、戦前にこの造幣局の通り抜けに行ってるだろうか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年04月17日 23時54分57秒
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