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テーマ:今日の出来事(289248)
カテゴリ:ウォッチング
吹田市が管理している重要文化財、天皇家の米などの物資を調達した仙洞御料庄屋・西尾家の明治中期~昭和初頭の建築された建物と庭園を見学。
我が家から近いこともさることながら、広告代理店時代の同僚Y君がここのボランティア説明員を数年前からしているので、一度伺おうと思いたった。 ただ、彼は本日は出勤しないので会えなかったが、電話で同僚説明員によろしくと電話をかけてくれていた。 オダサク倶楽部で昨年見学した富田林の歌人石上露子の実家、杉山家を思い出したが、西尾家のほうが規模は相当大きく由緒ある庄屋の権勢を思い知らされる。 こちらの外観和風・内装洋風のサンルームなどの離れ棟は特色があるが、大正、昭和に建築家として名を馳せた武田五一の設計である。武田は京都市役所、同志社大学、京都府立図書館などの設計を手がけている。 サンルームは奈良の旧・志賀直哉居宅に似た感じであったが、この時代にはこのような洋風が盛んに設計されたのだろう。 嫁いだ娘がこの実家で生んだのが昭和の初期に活躍した作曲家、かつ指揮者であった貴志康一で、28歳独身で亡くなった。朝比奈隆が、貴志が生きていたら、自分は大阪フィルの指揮者にはなれなかっただろうと、言っていたそうだ。 大管弦楽のための「日本組曲」(春雨、祈り、道頓堀、淀の唄、花見、戦死) を作曲しているが、どんな曲だろう興味が湧く。 ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年01月18日 22時44分56秒
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