淀風庵の酒詩歌日記

　昼前に、入院中の家人を見舞う。
　昼過ぎからタケポさんの案内で富田林の旧杉山家にある織田作展示室を見て、市役所の方に生誕１００年記念での協力を依頼した。フイルムの件など得るものがあった。

　オダサク倶楽部代表のイムさんと、これまた織田作が新婚生活を送り、出世作『俗臭』や『夫婦善哉』を書いた堺市北野田で喫茶。

　夕方、日本橋に移動して、次回の織田作『競馬』読書会の会場、コトブキさんで喫茶、案内チラシを置かしてもらう。マスターと昭和30年代の府中競馬の話に及ぶ。

　夜、織田作賞を主催する一心寺近くの大阪文学振興会で、生誕１００年記念準備委員会に参加。先ずは、来年１月の善哉忌のイベント企画について話し合う。
いよいよ実行委員会の設立に向かって人選する。

　そして帰宅して、11時から桜正宗（山田錦・純米）で独り酒、飯は抜く。中也の憂愁酒詩ではないが、「ああ！このような時もありき」だ。