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カテゴリ:詩情俳趣
天王寺にある大阪市立美術館での第69回有秋会日本画展を参観。S顧問が案内してくれたが、なんとSさんの「葦干し」が大阪市美術館長賞を受賞していた。すでに有秋会賞と知事賞を獲得しており無鑑査者だが、当賞だけは無監査でも受賞対象だから選ばれた。
1月頃の淀川での葦刈りに画想を得て、今回も侘び寂びの情趣が発露されていて、地味な色彩がかえってひときは異彩をはなっている。3ヵ月は時間をかけておられるようだが、微細な筆致、凹凸が間近に観察できた。 難波の浦のよしあしも賤しきあまはえぞ知らぬ(謡曲「芦刈) よしあしの難波のことはさもあらば あれ共に尽さむひとつきの酒(良寛) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年10月16日 23時51分15秒
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