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カテゴリ:詩情俳趣
小ぶりな10数株しかありませんが、大阪天満宮境内で観梅というか寒梅、紅白にほぼ満開でした。石塀の上に植えられているのが珍しいです。
中ほどに、芭蕉の句碑、「行年や 薬に見たき 梅の花」は51歳、最晩年の作なんです。観梅で病が癒やされると詠んでます。 http://otube.osakazine.net/e385816.html 梅の歌といえば、なんといっても、京の都を去る時に詠んだ「東風吹かば 匂ひをこせよ 梅の花 主なしとて 春な忘れそ」は有名。 そして、配転させられた行路で、菅原道真はこの大阪天満宮(大将軍社)に立ち寄っています。 天満宮のすぐ近くには川端康成の生誕地の小ぶりな碑があり、初めて目にした。彼自身は、大阪での生い立ちや育ちについて、語りたがらなかったようで、作家になってからも大阪への想いを切り捨てるがごとくだったのは不思議だ。 天神橋筋の古書店で、面白しい本をゲット。 ・開高健全ノンフィクション『孔雀の舌 4.酒と食』(550頁に及ぶ) ・野坂昭如『わが桎梏の碑』(半生の告白、大阪放浪の日々も記述あり) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012年03月14日 00時03分25秒
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