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ざり8727

ざり8727

2008年05月07日
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カテゴリ:日本酒

伊賀上野にやってきました。


3日に指定席も取らず着の身着のまま東海道新幹線ホームへ。


・・・・をい。なんですかこの行列は。


GWを甘く見ておりました。改札を通るだけで大行列。指定を取らず自由席に乗ろうと志を同じくする同志によりホームはさらに悲惨な状況。


まあ、よい。たった二時間。立っていればよいではないか。


そんなわけでホームに溢れる人をかきわけ、なんとか乗車。ばっちり二時間立って名古屋に到着。


名古屋からの近鉄もかなりの盛況だったけど、さすがに四日市を過ぎたあたりで空き始め、最後の1時間くらいはまともな旅となりました。


今更ながらGWの遠出は危険ですね。


そんなわけで忍者の里、伊賀上野でバカンスです。


伊賀上野では目抜き通りを歩く人の多くが忍者衣装です。そんなバカな、と思ったら観光客に500円で貸与してるらしい。


家族で忍者衣装もなかなかいいもんです。愛娘が歩けるようになったらうちも借りよう。


悠久の里、伊賀は名所も名産も多々ありますが、特に好きなのが名物の伊賀牛。


東京で買うブランド牛も美味しいですが、地元で買う伊賀牛は文字通り別格。超うまい。


今回は合わせるお酒として十四代の本丸を持ってきましたが、常温に長時間晒されたためか香味が弱くなり酸が出てきてました。さすが要冷蔵の吟醸(?)酒。保存には気を使わないといけませんね。


あまり知られてませんが、而今が名張であることからもわかるとおり、三重もかなりの銘醸。


そんなわけで地元のお酒を中心に酒屋巡りをしてきました。


いきなりだけど、結論。


地元の酒屋さんには地元向けのお酒しかないんだね。


例外として三重錦や半蔵のように、蔵元直営店ではその蔵の酒が全て揃ってるけど、それは当たり前だし。


結局、今回は地元、半蔵から大吟醸と酒屋八兵衛の純米大吟醸出品酒を購入。


ちなみにこの八兵衛、出品酒らしくて、金賞取ったら値段が倍になるよ、との話なんだけど、伊勢錦の40%精米なんだよねえ。
YK35じゃない規格の方の出品なのかな。


で、早速飲みました。


【酒屋 八兵衛 純米大吟醸出品酒 無濾過生原酒】

hatibee.jpg

hatibee1.jpg

hatibee2.jpg


立ち香はこれ以上ないくらい出品酒的な香り。


序盤、あれ?っと思うくらい拍子抜けした含み香。しかし中盤からふんわりと広がってくる。
味わいも同様、中盤以降じんわりと透き通った甘味が広がり、きれいにフェードアウト。


そうか、出品酒は常温での評価。造りが常温向きなのかも。


温度を上げていくと、なるほど香りと旨味の輪郭がはっきりし始め、旨味の濃淡も無濾過生原酒ながら素晴らしい。
香りが華やかなだけではなく、それに見合う十分な旨味を持ち合わせ、また、旨味の輪郭と濃淡を明確にすることで無駄な主張を省き、香りとのバランスを取っている。
言うならば香りも高い、旨味も濃いにも関わらず後味はきれいさっぱり、みたいな感じ。


うん、これはうまい。
出品酒は競技的なお酒であり、飲んでうまい酒じゃないと言う人もいるけど、ざりがには少なくともここ数年に限って言えばそんなことはないと思ってる。


確かに鑑評会会場で飲んだお酒はどれも常温ですっかり個性を失い、どれもこれも似たようなお酒に感じたけど、こうして冷えた状態からゆっくり温度を上げてやり、じっくり楽しめばさすがは出品酒、と膝を打つお酒が多い。もちろん懐も打つけどね(笑)。


出品酒といえども伊賀牛の圧倒的な旨味にはかき消されちゃうけど、これ単体で飲む分には十分に値段に見合ったお酒。こういう香り華やかなお酒は敬遠してたけど、やっぱここまで完成度が高くなると文句なく美味しいね。
もしかしたら華やかなお酒が苦手なのではなく、中途半端に香りが強調され、旨味との調和が取れてないお酒が好みではないのかもしれない。
無論、一升三千円でどっちもやれ、というのはあまりにも無理な注文だけれども。


明日は半蔵も開けてみます。あちらは19BYがまだ出荷されておらず、18BYの火入れなのでいわゆる大吟醸的なお酒かと予想されますが、果てさていかがなものでありましょうか。





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最終更新日  2008年05月10日 22時08分12秒
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