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カテゴリ:日記、というか雑記?
本当に今更だけど、ゲド戦記を見た。 宮崎吾朗の初監督作品ということと、原作との違いなどで何かと話題だったと記憶しているが、果たして。 まず第一印象。絵がきれい。 街の描写や遠近など、駿作品よりも写実的というか、絵画的というか。とにかくきれいだと思った。 反面、ストーリーは微妙。 伏線や背景説明がほとんどない中、どんどん進むストーリー。 散々引っ張っておいて全然大したことがない魔法関係。これだけ引っ張っておいて結末が「命の大切さ」ですか。魔法の剣抜いた意味全くないじゃん。 また、父親殺しという冒頭の脈絡の無さも意味不明。別に刺さなくてもストーリーは展開できたのでは? テルーの唄は挿入歌としては長すぎるし、テルーが生き返った理由、竜との関係など、全く説明されない伏線が多すぎる。 恐らく、原作を読み込んだ人には納得できるストーリーなのだろうが、原作を知らない人には最後まで違和感が残る作品に仕上がっている。 と、まあ、文句を言うとキリがないのだが、絵の上手さによる世界観の表現力などの良さでそれなりに楽しく最後まで観ることができた。 次回作に期待したい。(出るのか?) 今日の晩酌 【十四代 中取り純米吟醸山田錦】 いよいよ残り数合となったが、今年の山田錦はすごい。今の時点でも完璧なバランスを保っている。 とにかく、主張しすぎない甘味が素晴らしい。華やかだけど嫌ではない香り、飲み応えはあるのに飽きない甘味。 香りと甘味が高次元で見事に調和しており、完成度が極めて高い。 今年は山田錦、寝かせる用にもう一本買えばよかった。しっぱいぱい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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