時代小説が好きPART42「太閤のレガリア」
今読んでいる本「太閤のレガリア」(川村 隆一朗著 文芸社)日本人なら秀吉の名を知らぬ人はいないでしょう。太閤記を筆頭に数多くの作品が書かれていますね。百姓の小倅から身を起こし、信長の草履取りからやがては天下の覇者となった一代記は、あまりにも有名です。しかし、「信長はなぜそれほどまでに秀吉を重用したのか」という観点から、書かれた作品は珍しいのではないか?【送料無料】太閤のレガリア価格:1,470円(税込、送料別)織田信秀と中村弥右衛門、信長と秀吉の父親の代にまでさかのぼった尾張中村郷に、驚きの事実が隠されていた・・・。秀吉の母親"なか"についての記述は多くみられても、父親の弥右衛門については秀吉が子どものころに死別したこともあって、詳しく書かれたものはないですね。そもそも弥右衛門は秀吉の父親ではなかったという諸説もあるくらいですから、それは後の世になって秀吉が自身の出自を隠そうとしたのか、或いは徳川の時代になって都合の悪いことがあったのか、前者だとすれば、秀吉は百姓の小倅ということになろうし、後者だとすれば、豊臣を抹殺したのが徳川の負い目となるくらいの出自ということになるのかもしれません。ちなみに「レガリア」を辞書で調べると、「それを持つことによって正当な王であると認めさせる象徴となるもの」とあります。はたして太閤のレガリアとは何か?・・・今夜は眠れそうにありません。◆酒そば本舗トップページへ◆**貴方の共感できる生き方がきっとある**