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2011.02.27
カテゴリ：韓国映画
  『クールランニング』を彷彿とさせる物語かと思ってましたが、 雪のない所での練習メニューの面白さと他国とのトラブル、 一気に押し寄せるフィナーレの観客の感動がこちらまで伝わってくるところはリンク スポーツを通して国籍を越える声援や拍手にはいつも感動させられますね ほぼ実話っていうのにあらら？ しかし、現実の選手たちがこの後、金メダルを獲得しても 練習と旅費のためのアルバイトを強いられてるなんてちょっと信じられませんね  冬季オリンピック誘致のために急きょ編成された、理由あり選手たち スキー講師のパクコーチ（ソン・ドンイル）の甘い口車に乗せられて ちょっとスキーをかじったことがある5人が集められます その中の有望株、ボブ（ハ・ジョンウ）は元アルペンスキーのアメリカ国家代表選手 養子縁組でアメリカに渡り、母を捜すために韓国へと戻ってきました 薬物中毒で選手除外となり、今では女好きでノリの軽い男ホンチョル（キム・ドンウク） 母と弟を残して入隊できない、家計を支えるチルグ（キム・ジソク）とその弟のポング（イ・ジェウン） 焼肉屋の気弱な息子チェボク（チェ・ジェファン） それぞれがなんらかの不純な動機で韓国初スキージャンプの国家代表となったのですが。。。 スキージャンプ台に一度も立ったことのない彼らの悪戦苦闘ぶり。。。 でもやるっきゃない！ ところどころに笑いがあり、涙があり、二時間を越える内容でしたが 最後まで飽きずに観る事ができました ホンチョルが意外に涙もろかったり、台詞が少なかったけど印象に残るキム・ジソクさん、 そしてやっぱり上手いハ・ジョンウさん・・・と個性的な面々でした  怖いと逃げ出したポングが戻る理由が、兄が兵役に行かなくて良いからというシーンには 胸が痛くなりました ボブの母との再会など、家族ありきの選手達の実情・・・ そこを押すと泣いてしまうでしょというツボを見事に押され、やはり涙、涙でした 最初は不純な動機からのスタートだった彼らに仲間意識が芽生え、 スキージャンプへの情熱が出てくるともう彼らに釘付けになります 長野オリンピックでの日本の活躍をしばし忘れて、 この物語を別物として楽しんでください ハ・ジョンウさんはこれでお父上との共演も果たしています 大ヒットの裏には、傷だらけになっての撮影だったそうで報われましたね     
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Last updated
2011.02.27 22:01:02
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