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カテゴリ:MOVIE
どうして『ゴースト』をリメイクしてしまったのかと、 最初は複雑でどちらかというと否定的目線でした でもスンホニの映画だからとりあえず観てみようと思って鑑賞。 この映画ではスンホニは韓国でのドラマが長引き、なかなか合流できずぎりぎりで 出演者との意思疎通もままならない時期でのスタート 観ていると、心配だった日本語は凄く頑張ったのがよくわかるし、及第点あげられますが、 奈々子さんのあの一言の韓国語が妙に違和感があってダメでした 日本語の方が感情入れられたのではと思ったけどな~ 『ゴースト』はなんたって、ロングヘアからショートに変えたデミ・ムーアのキュートさが際立った魅力的な映画でした ロクロをまわすシーンは今でも色褪せることなく、語られる名シーン。。。 その後にあったベッドシーンがほとんどカットされるというほど、 二人の愛し合う感じが見事に描写されて 胸がドキドキして忘れられないほど印象的で 死んでも愛する人を守りたいという想いに引き込まれてしまう映画だったのに。 涙のラブストーリーには似合わない他の個性的すぎる出演者、演出にかなりがっかりさせられて ラブストーリー観て良かったという感情には程遠かったです。 愛する人も守るため、天国に逝けずにこの地に留まる強い想い、必死さ、緊迫感があまり感じられず、 愛の深さといったものがもの足りなかった 30代のキャリアウーマンの目の下のクマが目立ち、 美しく撮られてなかったような気もしますね さらに二人が体を借りて抱き合う所では樹木希林さんがあぁ邪魔をする・・・もう苦笑です パソコンを使っての、女二人のやり取りは、もうコメディになってしまってて テンションがぐーっと落下してしまい、 鈴木砂羽さん役のあの男性の落とす方法はもう見てられないほどでした 珠玉のラブストーリーがいろんなシーンで、苦笑、失笑に変わってしまって とても残念でした。。。 しかし、観るべきはラスト。 ジュノの長いセリフは胸にぐっときましたけど。 比べちゃいけないのは重々わかってるんですけれど。。。 『ゴースト』に思い入れのある映画ファンの方は、突っ込みどころもいっぱいあって 納得いかない映画になるでしょうが オリジナル映画を知らない方には 樹木希林さんの迷演技が面白かったとコメディ色に楽しめるかもしれません 視聴者の温度差でこの映画を良しとするか、否とするか、変わってくるんでしょうね 私的には、もう名作の中途半端なリメイクはしないで欲しいと思ってしまいました スンホニがカッコ良かったのはいうまでもありませんが・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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