『眩しくて』(Byナム・ジュヒョク&キム・ヘジャ&ハン・ジミン)最終話まで♬
第55回百想芸術大賞 テレビ部門の大賞をキム・ヘジャさんが受賞そして助演賞もこのドラマでヘジャの母親役イ・ジョンウンさんが受賞『眩しくて』を観終わって、いろんな事を感じたドラマでした子供のころ、家族と出かけた海辺で時計を拾ったヘジャ(ハン・ジミン)時計のネジを巻き戻すと、時間が戻ってしまう事に気づきますそれからというもの、何かあるたびに巻き戻していましたけれどその反動で、戻した分、時間が早く経過してしまうのです同級生よりも大きくなってしまい、身分証で年齢確認しなくてならない始末。。。これではいけないと時計を封印することにしたのですしかし、彼女にどうしても時間を戻さなくてはならない事件が起こってしまいます父親が事故にあって死んでしまうのを助けるため彼女は何度も何度も時間を戻し、父を助けようと試みるのですもう何度時間を戻したかわからないほど。。。その結果、父の命を助けることができたのですしかし、得るものがあれば、失うものがある・・・彼女の時間を犠牲にして、得た父の命彼女は自分が70歳ほどのおばあさんになってしまっていて鏡を見て叫び声をあげてしまいます25歳という若さを彼女は失ってしまったのですそこからハン・ジミンさんからキム・ヘジャさんへとバトンタッチします中身は若い女性なのに体は年老いていて10分も歩くと膝がきしみ出し、息切れしてしまいます姿が変わってしまう前、アナウンサーになるのが夢だった25歳の彼女は記者になるのが夢だというジュナに出会い、二人は恋に落ちてしまいますそんな幸せな日々を過ごしていたのにもう昔の自分ではなくなってしまった真実を彼に言うこともできず、ヘジャの祖母と偽って気になる彼を見守ることにしますやさぐれた感じの彼、父親からは捨てられたったひとりの祖母だけが心の支え孤独な彼の心に、一筋の温かい明りを灯したのが彼女でしたそんな矢先の、突然の別れ。。。それは彼の心をも傷つけてしまいます彼女は彼女で、彼の事を忘れられない何度もうどん屋で出くわしますが一向にヘジャだと気づかないことにいらだってしまいます彼の祖母の突然の死、父親との問題に彼はまたどん底へと落とされてしまうのですこのドラマでナム・ジュヒョクさんは葛藤に苦しむ姿をとても繊細に演じていました自分の目を死んでいると叫ぶシーンは胸に突き刺さりました何の希望もなく、やり過ごしているだけの無気力な人生に胸が痛みますどうしてこんなに不平等なんだろうと思ってしまう時間と引き換えに失ってしまったものの大きさヘジャはだんだん、自分だけではなく、みんなが犠牲を強いられていることを知ります与えられた時間を失ってしまって年老いてしまったヘジャ生きてる意味を見出せずに、ただ息をしてるだけの人生のジュナ二人の交わらない時間がとっても辛くてたまらない一緒にいても別の人生を歩む二人に涙が溢れてしまいますこんな奥深いドラマにあって、ひとりそれを無視したキャラのソン・ホジュンさん演じるニートのヨンスなぜにこのドラマに彼が必要だったのか。。。重苦しい中、明るく笑いを誘ってくれるヨンスに何度笑った事か。。。Thanks,ヨンス彼のおばかな明るさは、若いヘジャ、おばあさんのヘジャ、姿が全く違っても全く変わらないで接してくれる^^このドラマは2重構造であり、伏線と反転の衝撃でした。。。母の思いにも胸が熱くなる作品ですとっても良かったです。。。