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カテゴリ:医療・介護
今日は少し、暗い話をしてしまいます。わたくしと、 関係のある会社の経理担当の40代の女性が、 入院されてしまいました。詳しい病名はわかりませんが、 脳血管疾患のようです。人によく気を遣われる方でした。 大変心配しています。
わたくしの母も41歳の時、脳出血で意識がなくなり、 救急車で病院に運ばれました。 運ばれた病院は胃腸病院。 医師に、「今、動かしては危険。」と言われ、具体的疾患の 治療もせずに一ヶ月が経過。強行的に大きな病院に移して、 手術を施しましたが時はすでに遅く、大きな障害を残しました。 聞けば、その胃腸病院の院長先生は、 ご自分の息子さんが怪我をされて救急車で運ばれた時、 知らずに受け入れを拒否した為、 尊い命が奪われてしまったとか。 以来、救急車の受け入れに積極的になったそうで・・・。 当時、12歳だった私には、訳がわかりませんでした。 療養担当規則第16条に違反があったとは思いますが、 医師が悪いとか、医療訴訟を起こそうとか、 そんな批判が言いたいのではありません。 どんな仕事でも、ミスは起こります。 起こってはいけませんし、 起こらないように細心の注意や対策が必要でしょうが、 医師の場合は、人命に係わってしまう為に 大変だろうなと思っただけです。 人のため、命を救う為に、一生懸命勉学に励み、 やっと念願の職に就いても、それがゴールではありません。 患者とその家族に理解されず恨みを買ったり、 周囲に陥れられたりする事もありますよね。 責任を追及される事態は、必ず起こりうる 恐いお仕事なのではないでしょうか。 それでも、立ち向かってくれる勇気ある 人材(人財)がいてくれなかったら困りますよね。 性質の良し悪し、腕の良い悪いの問題ではありません。 腕の良い医師にもミスは起こり得ます。
医療現場で戦う方たちへ、心より敬意を表します。
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