フジフィルムが海外でFinePix X100の開発を発表したそうです。
(ぱっと見『おおっ』と思わせるデザイン) (軍艦部も『おおっ』と思わせます) (でもやっぱり裏側を見て『・・・あれれ』と思ってしまうと言うw) この筐体はまだ発展途中の段階なのでズバリとは言えないのですが現時点では明らかに『無国籍カメラ』です。しかも、これでコンパクトならまだいいのですがHEXER並みに大きいと言う・・・^^; フジはフィルムカメラで大変いい仕事をしているのだからデジタルでがんばらなくても・・・と思うのですがそこはやっぱり株式会社ですから利潤を追求しなくてはいけないんでしょうね。 して、 現時点での桜上水の感想ですがやっぱこれは無国籍カメラです。デジタルでかなり頻繁に使う露出補正をダイヤル式にした、しかもシャッターボタンのすぐ後ろに配置したのには感心しますが正面から見たファインダーの膨らみや中途半端な位置で落ちるグリップにはちょっと感心しません。 もっともファインダーはフジ入魂のハイブリッドファインダー・・・つまり光学ファインダーに液晶ファインダーを組み込んだという・・・なのでこの膨らみが出来てしまったのかもしれませんがもうちょっとマシなデザイン処理はなかったものかと・・・^^; デザインというのは故意ではなく必然に拠って生まれるものだと桜上水は考えています。『機械が人に奉仕するデザイン』のCONTAXを使っていますと自ずからそのことが判ってきます。どんなカメラを使っていようとそれがCONTAXである以上、オペレーションはすべて同じコンセプトに基づいてますから30秒もあればカメラの使い方が判ります。 バイクにしてもそうです。 余計なものを一切積めないため自ずとそのデザインには共通性が生まれてきます。そこで自社のカラーをどう出していくのかがデザイナーの最大の仕事です。 つまり、X100はこの段階では『全くフジフィルムらしくない』のです。 必然性のないデザイン、何処からか丸パクリしてきたようなデザインはこの機械における”趣味性”をスポイルしてるように思えます。 せっかくGF670であんないいデザインをしたんですからもうちょっとがんばろうよ、と言わずにはいられません。 まぁこのデザインはあくまで叩き上げの段階なのでなんともいえませんが・・・フジフィルムの奮闘に期待いたします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010/09/21 03:57:48 PM
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