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カテゴリ:物書き
鯉して あなたを 鮎して‥ 俗謡に 「川辺育ちと笑はば笑へ いつも私しゃあいがある」と あるように昔は「鮎」は岐阜の長良川、 大和の吉野川、江戸の多摩川、九州の球磨川 などが地域が名物とし、どこでも手に入ると いう魚ではなかった。 鮎は、清冽な河川を住処とし、特有な香気を 持つところから「香魚」と呼称される。 梅雨入りの少し前から、各方面でしきりと 鮎の話題がのぼり、毎年、解禁が待ち望まれる。 「いざ登れ嵯峨の鮎食ひに都鳥 (一茶)」 旬の鮎は、やはり塩焼きが一番で その名に相応しい香りが楽しめるのは 六月、七月‥八月、九月の落ち鮎は 腹子を賞味する。 昔、碓氷川で伯父が鮎をたくさん釣って、 得意顔で夕方に帰宅。 その日は、伯母のお葬式だと云うに‥ 皆、開いた口が塞がらなかった。 「太公望」の皆様へ 待ちに待った「鮎解禁」の鳴神月炎陽。 「下手の横好き」でもあいしてるから 川辺に、行かずにはいられないのですねぇ~ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.06.01 23:54:15
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