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カテゴリ:物書き
「風の盆恋歌」と云うのがある。 その歌詞の最初が良い。 蚊帳の中から 花を見る 咲いてはかない 酔芙容 若い日の 美しい 私を抱いてほしかった しのび逢う恋 風の盆 私あなたの 腕の中 跳ねてはじけて 鮎になる この命 ほしいなら いつでも死んで みせますわ 夜に泣いてる 三味の音 なかにし礼は作詞が上手いな~と 思う。 2番の歌詞の 「跳ねてはじけて 鮎になる」 これもグッとくる。 やっぱり作詞家だな~(拍手) さて、本題! 今年はいつもより梅雨明けが 速まり、連日猛暑である。 追い打ちを掛ける様に「節電対策」 何しろ、一番、紫外線の強い時季に 雨雲を呼ぶ梅雨が明けて しまったのだ‥ 暑いのは当たり前の事であり、 太平洋高気圧は例年よりずっと 大きなエリア(東日本寄り)に 陣取っている。 ここにきて 「蚊帳」と「扇風機」が売れて いるらしい‥ 蚊取りマットやノーマットは電気代が 微量ながらも係るので 蚊帳と扇風機なのだと云う。 最近は、南国風の蚊帳も大人気、 天蓋付きなのでお姫様気分なのかも 知れない。 蚊帳の文化は虫の多い国なら どこにでも似たような蚊帳があるが 日本の蚊帳は、 なんとも色っぽい‥ それは、多分、日本人の美意識に 由来するのだろう。 「夜目遠目傘の内」「御簾越し」など あまり、はっきりしないものが 美しいと感じるのが日本人の特徴であり、 ビビットな色合いも、この一つを 重ねることで透けて見える美しさに 変わる。曖昧な感じも又日本人らしい ではないか‥!? 蚊帳の中に居れば 雷様からも身を守る事が出来る(笑) 最近の蚊帳 因に 「酔芙蓉スイフヨウ」と云う花は 朝は白く咲き、昼には薄いピンク、 夕方には濃いめのピンクに色が 変わる芙蓉でお盆の頃から咲き始めます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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