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カテゴリ:物書き
家事を「仕事」と認めない人が多くいる。 「仕事」=「報酬」「お金」と思っている人は きっと、家事全般をこなした事がないのだろう。 一般で言うところの仕事は 時間から時間を効率的、能率的に 多少の不平があったとしても就業時間が終われば 取りあえずは、それから解放される。 そして、それに対して金額の上下はあろうとも 賃金が支払われる。 家事は、そういった仕事から比べると 簡単そうに見えるが、24時間体制であり、 年中無休である。 炊事、洗濯、掃除だけではない。 家族の健康管理や家のあらゆることに気を配る。 子どもがいれば、子育てや教育、老人がいれば 介護も介助もし、病人がいれば看病もする。 ハードもソフトも全部、引っ括めての家事である。 以前に「労働」に関して学んだ折りに 如何に「家事」が生きてゆく上で重要なことなのか 改めて知った。 しかし、世の中は「稼ぎの良い」つまり、 たくさんの「お金」を手に入れる事が一番大事な仕事だと勘違いしている人が多く存在している。 先日も、 「家事は仕事だから疲れるわ」と私が言うと ある人は、鼻先で笑うように 「家事が仕事なの?」とバカにしたような声で 言い返えされた。 自分の仕事より大変な仕事は無いような言い方で 私は無性に苛立たしかった。 生活‥その家々、地域、大きく言えば文化を支える 「家事」と言う名の小さな?「仕事」の役割は大きい。 ◆過去記事「仕事&労働の公平さ」 にほんブログ村 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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