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カテゴリ:物書き
幼い瞳をきらきらさせながら 君たちは戦場へと走った。 それがどんなことなのか深く知る由もない子ども達。 鉄砲は重くなかったのか? 大声で敵に立ち向かうのは怖くなかったのか? 相手は新政府軍の荒武者だ。 「逃げても良いのですよ。」 どの子供達の母親はそう思っていただだろうに‥ どんな思いで幼子の軍服を縫っていたのだろう‥ 二本松少年隊の悲劇は その歴史をひも解くと胸が痛い‥ その幼い兵士のお墓が「大隣寺」にある。 墓石に刻まれた年齢を直に見ると 身の毛がよだつ程に恐ろしく悲しい。 大概、墓石に刻まれる年は「享年」であり、満〇〇才ではない。 十一歳、十三歳、十五歳‥ 指揮した隊長の歳は二十二歳である。 どんな思いで新政府軍は この子ども達の命を奪ったのだろう‥ 戦争とは「狂気」である。 歴史の奥に隠された秘話に桜の花びらが散る。 「二本松少年隊」 「大隣寺/二本松少年隊墓所」 にほんブログ村 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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