新 緑仙の日々是好日

京都に着てゆく筈だった絽の着物と帯。

結局、着ず終いで季節が過ぎようとしている。












風を通しただけの夏の着物。

今年も着る事無く仕舞うこととなった。













残念に思いながら片付けをしていると

呉服屋さんから単衣の着物が届いた。


「九月になってしまいましたが‥
　遅くなって済みません。」




お稽古用の普段着‥


あれ？これって何時頼んだのかしら？

震災の前だったか？後だったか？

呉服屋さんもいい加減なものである（笑）

いったいいつの九月なのか？

そんなお付き合いが出来る呉服屋がなんとなく気に入っている。
















九月だけしか着ない単衣‥












残暑は、

まだまだ色鮮やかではあるけれど、枯れた色をその奥に隠す。

色合いは夏よりも複雑になる。










手足の痺れもだいぶ少なくなってきた。








夏の着物たち、来年は必ず袖を通すね。

さて、そろそろ、秋に向けて頑張らなくちゃ‥













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