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カテゴリ:日本人の美意識
近年では、立春の前だけが節分と言われています。 古来、立春が新年とされていました。 本日は、「節分」一年の最後に邪気を祓う日です。 節分は一年の内に4回あります。 立春、立夏、立秋、立冬の前日は全て節分です。 また、今日は「冬土用明け」でもあります。 「土用」と言えば夏の「土用の丑の日」だけが残っています。 「土用」は、立春、立夏、立秋、立冬の前の約18日間で これもまた、年に4回あります。 節分や土用などは雑節と呼ばれています。 農業を始め、漁業、林業、牧畜業など自然の恩恵を頂く 職業には特に欠かせない大切な日とされてきました。 季節の変わり目を定めて その時折に各地でいろいろな行事が行われています。 今、私たちが使っている暦は、新暦とか太陽暦、西暦、グレゴリオ暦と言いますが これは、明治8年(1873年)に改暦されてもので、まだ140年ほどの新しい暦です。 世界が狭くなり欧米の文化がたくさん入ってきて 日本古来の行事よりも目新しいイベントの方が経済効果が高いのかも知れません。 節分よりもバレンタインデーの方が人やモノが動くのでしょう‥ (ほかにも、クリスマス、ハロウィンなど) 他国の習慣の方が自国の慣習よりも勝ってゆくことが なんだかとても切なく感じてしまいます。 私は、日本人らしく在りたい‥と思います。 ◇過去記事「2014年 節分会茶会」 にほんブログ村 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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