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カテゴリ:想い出話
国内で11年ぶりにオーロラを観測した。 「オーロラ撮影成功北海道NHKニュース」 低緯度オーロラは赤い色になると言う事は なんだか、ずっと昔から知っていた。 何故、記憶があるのかよく思い出してネットで検索してみた。 昭和33年に日本に現れたオーロラは 北海道から関東まで見えたという。 そうだ!きっとこのことに違いない。 当時は、白黒の写真だったが 父はこう言っていた。 「赤や桃色の極光の彼方には闇夜に青い世界が広がっている。」 まだ、私は小さかったが、 「赤や桃色の極光」という言葉がずっと耳に残った。 その話は随分と長い期間に渡り、 人から人へと伝わって行ったように記憶している。 考えてみれば、何か天変地異が起きると思われていたのかも知れない。 1957年から本格的にオーロラの観測が始まったとも言われている。 不思議な現象で美しくこの世のものとは思えない程の空の芸術だと思う。 私は、 大学に進学してから 天文学を学んだ。 その時、初めて極光とはオーロラの事なのだと知った。 そして、地球は大きな磁石であることもその時に知った。 太陽風が地球に当たり、北極と南極に風が別れる。 今では、北極、南極、同時に同じオーロラの撮影も成功している。 また、宇宙飛行士は地球の外からオーロラを確認している。 宇宙は美の極致でもある。 極光のベールの向こうには オーロラのカーテンの高見には 何があるのだろうか‥ そのカーテンは誰もくぐれないのであろうか‥ 天文学は夢が広がるばかりだ。 にほんブログ村 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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