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カテゴリ:時折の花
半夏生は雑節の一つ。 夏至から数えて11日目。 「過去記事」 ◇2012.7/2 「半夏生」 ◇2013.7/2「半夏生の寺」 全国には「半夏生」にまつわる食べ物がある。 例えば、 うどんを食べる (農作業を手伝ってくれた人への振る舞い 香川県) 鯖を食べる (鯖の水揚げ量が多いので年貢軽減と田植えで疲れた農民への栄養補給 福井県) 蛸を食べる (稲の根が四方八方に根付き、タコの吸盤の様にしっかりと稲穂が実るようにとの願い 関西地方) きな粉餅 (収穫を祈って神様へのお供え物 奈良県) 田植えが終わり、半夏生の期間は田には入らないと言われている。 物忌みは、その地方毎にいろいろとある。 だが、実は、「農作業で疲れた身体を休めるため」が一番だろう。 しかし、いつも思う事は、ただ一つ。 こうした食の文化は西の地方に多く 東にはあまりない。 やはり、食文化は関西から伝播してくるのだろうか? ◆「鯖 饂飩 蛸 餅などを振る舞われ 足音遠く 妖怪ハンゲ 緑仙」 追記:節分の頃に「恵方巻き」というお寿司を食べることが昨今流行していますが 東京より北では全然売れていません。 スーパーでもお寿司屋さんでもそんなに話題にもなっておらず そうした関西の食文化はコンビニだけが一番、目ざといです。 にほんブログ村 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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