|
カテゴリ:緑仙の日々是好日
こんなに綺麗な装飾がされた灰皿に煙草の灰を落としたのは どんなにか美しい貴婦人であったことでしょう‥ 煙草が日本に伝わったのは、16世紀〜17世紀頃、 つまり江戸時代の中頃です。 そもそも煙草は ヨーロッパの貴族たちは「薬」として用いたとか では、何の薬?? それは、「頭痛薬」?驚きですね!! 大昔は、塩もタバコも砂糖も薬屋で売られていたそうな‥ なるほどね‥つまり、薬なのですから「高価」なのでしょう。 タバコは、売られる前には何に使っていたか? それは、祭事、儀式‥神様への供物や交信に使用されていたらしい。 マヤ文明の遺産の「十字架の神殿」と呼ばれる神殿内の石柱に「L神」が浮き彫りにされており、 チューブ状のものを口にくわえ先端から煙を吹かしています。 「タバコを吸う神」のレリーフが刻まれています。 さて、 日本の刻みたばこの細さたるや世界に類がない程であり、 それは、味を良くすることに繋がり、 刻みが細くて小さくまとまりやすいと煙管のデザインが どんどん、お洒落になると云う訳です。 私も時々、煙管でタバコを吸っているので こういうコレクションには目がない。 展示されていた煙管の中で これは、素晴らしいと思ったのは この「ギヤマン煙管」で とても、繊細で薄いガラスでデザインが複雑怪奇でしょう‥ いったいどうやって作ったのかしら‥ 煙草盆や煙草入れ、煙草に関するものは 古今東西、美意識が高く、素晴らしいものばかりです。 こちらの煙草盆もアイディアが素敵! このギャラリーでもう一つびっくりしたことがあります。 それは、見学している人です。 夏休みの所為なのか、小学生ぐらいの女の子がとても多かったことです。 やっぱり、女の子は幼い時から「お洒落さん」なのかも知れません。 にほんブログ村 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[緑仙の日々是好日] カテゴリの最新記事
|