|
カテゴリ:日本人の美意識
羊歯が群生している。 いくら五月闇とは云え、かなり辺りは薄暗い。 ここは、いつでもこんな風なんだろうなぁ〜と思う。 巨木もたくさんあり 昼尚暗き森である。 羊歯と大樹が一緒に在ると、まるで「密林」みたいで なんだか、日本ではないような気がしてくる。 そんな森を抜けて だらだら坂を下って行く。 湧水が、石をくり抜いて作ったと思われる場所から こんこんと湧き出ている。 大きな楠が横たわっている。 御手洗池を塞ぐかのように 倒れれずに大樹は息づいている。 今は、御手洗池となっているが 昔は「神池」と呼ばれていたと聞いている。 池の底まで澄み切っている。 錦鯉がゆったりと泳いでいる。 池の向こうの青楓が 池に映り込み 池の鯉に模様をつけている。 さぁ、ここは何処でしょう? 明日また、じっくりとこの神域のお話をしましょう。 にほんブログ村 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[日本人の美意識] カテゴリの最新記事
|