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カテゴリ:季節の室礼
その波の向かうところは、「日本」である。 どんなに辛い困難が待ち受けていても 日の元一の「富士の御山」を仰ぎ見て大波小波乗り越えて 今、リオから日本へとオリンピックの良い波が渡ってきている感じがする。 色紙を整理していたら 北斎の「富嶽三十六景」のうち、最も世界的に有名な「神奈川沖浪裏」があった。 どこかの美術館で買ったのか? たとえ、コピーでも躍動感に満ちたこの浮世絵は見ているだけで 北斎の天才のセンスがにじみ出ている。 では、お床の飾ってみましょう。 連日連夜、オリンピックの素晴らしい熱戦に 多少、睡眠不足ではあるが なぜか、今大会は、深夜までTVを観てしまう。 感動的なシーンが放送される度に私も感極まってしまう。 それぞれの国の選手がそれこそ、血のにじむ努力をしてこの晴れ舞台に立っている。 神奈川沖浪裏を眺めていると 苦難を乗り越えて必死の思いで海を渡る人々が描き出されている。 波は、大きく、決して容易く乗り越えられるものでない様に迫って来る。 白い珊瑚も、もう少し飾っておきましょう。 オリンピックが終わるまでは、そんなに秋めく必要もないと感じた。 日本のみならず、世界中のアスリートの歓喜と悲哀そして一人一人のドラマに 応援する方も熱い思いを胸に抱く。 まだ、「夏のオリンピック」である。 今夏は、誠にめまぐるしい。 熱戦の甲子園高校野球。 リオのオリンピック。 しかし、人々の感動を吹き飛ばしてしまいそうな異常気象。 台風はまるで、暴れん坊の三つ子のよう順不同で日本に押し寄せる。 北海道は、連日大雨の警報が出ている。 太平洋側も大時化の状態が続いている。 自然は、人が行なうどんなことよりも偉大である。 それが、人にとって良くても悪くても‥ さて、私は朝の涼しいうちに 心穏やかな時間を過ごしましょう。 どうせ、日中は蒸し暑くて倒れそうなくらいだから‥ にほんブログ村 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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