新 緑仙の日々是好日

​その子猫は
友達の家の畑の用具小屋に居たという。
このところ、雨が続いたので
畑には行っておらず
お天気が良くなって畑に行くと
小屋の中で
小さな子猫が二匹鳴いていたという。

一匹は友達が飼うと言い、
もう一匹を私にどうかと言ってきた。


なんだかとても痩せていて
小さくて
それでも友達や私を精一杯に
体全部を使って威嚇している。




私が一匹貰うことに決めた


段ボールの箱を二重にして
家に連れて帰ってきた。


車に乗せられて
何も周囲が見えず怖かったに違いない。


そのまま、家に置いて
私は早速、猫ちゃん用品を買いに出かけた。



猫用の缶詰、カリカリした餌、猫用の砂。

容器は家にあるもので良いし
まだ、鈴を付けるには早すぎるし
大体、逃げ回っていて
捕まえることも容易には出来ない。



そうこうしている内に
ようやくご飯を食べてくれた。





余程、お腹が空いてのだろう‥
缶詰はあまり食べなかったが
カリカリした餌の方はよく食べた。

震えながらでもよく食べている。
食べ終わった時に抱き上げてよく見ると
「女の子」だった。
抱いてみて軽すぎて
本当に痩せていると思った。




何かの縁で私が引き取ることになったのだから
大事に育てて行こうと思います。





よく食べる女の子だから
​「クーニャン」（姑娘）​と名付けました。



我が家の新しい家族です。







しかし、ちっちゃい


可愛い







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