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カテゴリ:日本人の美意識
月は満ち欠けを繰り返してゆく 地球にはなくなてはならない存在。 月は とりわけ生命に深く関わっていることは 誰しもが知っている事です。 例えば 胴、腹、胸、胃、肺、肢、脚、脳などなど 身体の重要なところを表す漢字に 月という文字が使われたのは 偶然とも思われません。 今宵は「十三夜」 今月は2度も満月が見られることが 私にはとても喜ばしい。 丁度、月が昇る頃に 月の右側に木星と土星が見えて 月の左側に火星も昇ってきます。 夕闇から夜になり 月と二人きりで一献捧げたい気分ですね〜 十三夜、満つる前の月を愛でる事は 名月とは違った趣を楽しむ、 日本人独特の美意識があるように感じています。 広間のお軸に ライトを当てて「見立ての月」を演出しました。 日々、忙しい明け暮れをしている人たちも 今宵ぐらいは、月へ寄せる想いや 風流なひとときを 過ごしては如何でしょう‥ 「後の月賢き人をとふ夜かな (与謝蕪村)」 暗くなると一気に気温が下がり ずっと外に居るわけにもいきません。 風邪を引かないためにも 部屋の中でお月見を続けましょう。 「佳きかな‥」 にほんブログ村 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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