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カテゴリ:想い出話
「国葬」 安倍さんは「国葬」で 見送られる事が決まったようだ。 吉田茂以来、55年ぶりのことになる。 私は、吉田茂の国葬の時のことを よ〜く覚えている。 中学一年生だった。 何故、中学生なのに そんなによく覚えているのか‥ それは、 その日、「グループサウンズ 日劇公演」が TVで放送される予定で 私は、それをすごく楽しみにしていた。 しかし、 吉田茂の国葬のTV放送になり 教育テレビと東京12チャンネル以外は 全部、国葬の中継になった。 その頃の私は「吉田茂」がどんな人なのか 全く知らず、兎に角、グループサウンズの放送が 無くなってしまったことが 悔しくて悔しくて 仕方がなかったのである。 それから、 社会人になった頃に 「吉田茂」の人物像を知ってゆくことになるが 何しろ、昔年の怨みとも云うべき人の 名前は忘れない。 だからこそと云うべきか 「吉田茂」のエピソードを いろいろと知っている。 今は、吉田茂が「国葬」になった経緯は 深く理解が出来る。 まぁ、なんやかんや言っても 戦後の我が国において スゴイ政治家であることは間違いない。 最高位の勲章「大勲位菊花大綬章」も 授与されている。 安倍さんは「国葬」で見送られる。 それは、政治家にとっては 名誉な事だが あんな最期では‥ なんとも歯痒い気持ちが残る。 あっそうそう 国道15号線、国道1号線、西湘バイパスは 別名で「吉田街道」とも 言われていたのを思い出した‥ 長生きは恥多きことなれど 記憶がたくさんあると云うことも なかなかに人生は味わい深い。 「天下多忌諱而民彌貧」 (それ天下に忌諱多くして、民弥々貧し) 「老子」の言葉が今現代を語っている。 「天下泰平」とは 「夢の国」のように思う。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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