欧州サッカー観戦記

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• ここからが後半戦。

  はい、冬の移籍市場も終わりを告げたわけでありますが。期限間際の「サプライズ」は、マスケラーノのウエストハム→リバプールですかね？これは決定でいいんでしょうか。「現在審議中」のようでありますけど(笑)。ようするにアルゼンチンからウエストハム、そしてリバプール・・・となると「１シーズンで異なる３チームに所属してはならない」という規約に触れてしまうそうです。そんな規約あったんですねえ。でも南米と欧州とではシーズンの期間が異なるので「特例」が認められる可能性アリってことなんですね。ふむふむ？とはいえ、こないだ書きましたロナウドのミラン移籍、それに伴うオリベイラのレアル移籍が「オリベイラはミランの前にブラジルのチームに所属していた」ので「３チーム目になる」ってことで却下された、って記事を読んだ気が。オリベイラはシーズン入ってからの移籍だったからまずいのかな？そのへんはよくわからないにゃあ。とにかく、ちょこちょこ出てたテベスと違って、ほとんど試合に出てなかったマスケラーノにしてみれば移籍は歓迎かしら？しかしリバプールとは思わなんだけど。中盤故障者続出ですからね、取れる選手は取っておきたいところかもしれません。さて、後はイタリアでは国内でちょこちょこと動きがあったのですね！オッドのミラン入りの他に、ラツィオのセーザルとトリノのフィオーレがリボルノ入りですか。そっか、リボルノも今年に入って勝ち星なしなんだ・・・でもフィオーレ、トリノでは中心選手になるかと思ったのですけどね。なかなか難しいなあ。んでシエナのバンサン・カンデラとトリノのバカヨコがメッシーナ入りか。あ、監督がカバジンさんになってる。メッシーナは降格圏内入っちゃいましたからね！パルマのライバルだ。むむむ。あとは、ディバイオがフランスから戻ってきて、Ｂのジェノア入りですか。もとパルマだけに、ディバイオ君にはお世話になった、という想いがあるんですよねえ。バレンシアでもモナコでもパッとしなかったけど、現在Ｂで4位のジェノア。三浦カズがいた頃依頼のＡ昇格の切り札となれますか？久々にサンプドリアとの「ジェノバダービー」復活なりますか。こういうベテランにはちょっと注目したいですね・・・Ｊの名波や秋田みたいで。頑張れ～～！！

  2007/02/03

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• 放送開始！「ＬＯＳＴ」シーズン２！！

  ずっとサッカーの話題ばかりでしたが今日は趣向を変えて。「映画」ではないんですが、このテーマ内で書いてる方も他にいらっしゃるのでオッケーかな、と。ついに始まりました「ＬＯＳＴ」シーズン２放送！シーズン１のレンタルも始まり、スカパーのＰＰＶでも今放送中？終わったのかな。一気に視聴者が増えていることと思いますが。一歩先を行くシーズン２開始だ！６月にやったシーズン１の一挙再放送で、撮りはぐったエピソードもあったのと前半字幕で後半吹き替えとちぐはぐだったこともあって１話から録画し直し。ついでに全部最初っから見直して。復習はばっちり！と迎えた放送開始。ああ、なのに。というか当然といえば当然。謎はさらに深まるばかり！「あの後」がまだぜんぜんわからん！ばかりか「あっちの方」はほったらかしだ！どころか更にわけわかんなくなってる！放送してるＡＸＮのホームページ見たら登場人物が一気に増えてるし（笑）！収拾つける気がほんとにあるのか？！というわけでとてもご飯食べながらとかの「ながら見」などしてられない一瞬も目を離せない展開。それなのに・・・ああ、また泣かせやがる。これがズルいなあ、相変わらず。meneater姉さんならわかって頂けるかと思いますが（笑）、とんでもないストーリーの間に挟まれる絶妙の「泣き」。今後更に加速＆カオス化していくであろう「ＬＯＳＴ」からもう目が離せませんっ！！・・・ただ一つ言いたいのは。いつから出るんだ、ミシェル・ロドリゲス？１話からじゃないんかいっ！

  2006/07/17

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• この映画を見た！「スーパーサイズ・ミー」

  各国の選手移籍状況も気になりますが、とりあえず続けますオフシーズン企画。再び「ビデオ棚卸しシリーズ」に戻りまして。この映画を見た！今日の１本は・・・『スーパーサイズ・ミー』も～本場アメリカだけでなく、日本でもどこでもどこにでもあるマクドナルド。「その製品だけ」を３０日間食べ続けたらいったいどうなるか？？・・・という「そこにいくか！」的なステキなドキュメント映画であります。なんとアカデミー賞のドキュメンタリー部門にノミネートもされたこの作品。意外に「馬鹿ドキュメント」ではありませんでした（笑）。いわゆる「肥満」にどれだけ影響するのか？というのが出発点だったわけですが。ルールとして「マック製品以外のものは口にしない」「全てのメニューを一度は食べる」「サイズを聞かれたら“スーパーサイズ”を頼む」という３点だけ決めて。さあ、どうなりますことやら。ちゃんと「実験前」に体の詳しいデータを取って、現在は間違いなく健康状態であることを確認し、いざスタート。最初はいかにも美味しそうなんだよね～！ハンバーガーにがっつくとこ。画面からあの臭いまで伝わってきそうな。なんだか「羨ましい実験」にも思える。最初は、ね。それが・・・日が経つにつれ、だんだんシャレにならなくなってくるのがコワイ。イラつくことが多くなり、息が切れ、階段を上がるのがおっくうになってくる。実験前のデータを取った医師は改めて取ったデータを見て「やめた方がいい」と忠告。しまいには“夜の生活”にも影響してくる・・・！ま、明らかに体にはよくないだろうものばかり食べ続けてるから当たり前っちゃ当たり前ですけどね。でも、それが世界中で売られているという現実。明確なカロリー表示もされないまま。そして。私にとって衝撃だったのが・・・向こうの給食事情。まるでファーストフードのメニューみたいなんですよ！んでピザとか選んで食べてるの！あれが「学校給食」？！しかもそれが大手の業者によるもの。あれはたまげたな。「校内で炭酸飲料を売るのはやめた」なんて言ってましたが、売ってた事自体がオドロキでした。その後知人からの報告で「日本ではそんな事ないよん」てのを聞いてひと安心したんですが。そんなこんなで、やっぱり「食」って大事よね、と思わせてくれる映画でありました。・・・そんな事言ってコンビニ弁当ばっかり食べてたら意味ないか？マックよりはいいかな。むむむ。というわけで、その発想と自らの体を犠牲にしての体当たりに星★★★。この映画の発表後、「スーパーサイズ」の販売が中止された、という事に星もう半分プラス。馬鹿ドキュメントも世界を変える事が、ある。ほんのちょっぴり。

  2006/05/24

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• この映画を見た！「ゾンビの帰郷」～マスターズ・オブ・ホラーより

  なんとか続けているオフシーズン企画。今日は見たそばから、の特別編？でっす！この映画を見た！今日の１本は・・・マスターズ・オブ・ホラーより『ゾンビの帰郷』前にも書いたホラー映画の巨匠・新人たちによる１３本のオムニバス企画、その中の１本なんですが。監督はジョー・ダンテ！才能はありながらそのオタクな性格が災いして？いまいちブレイクしきれないヒト。時は大統領選を間近に控えたアメリカ、おりしもイラク攻撃の真っ最中。現大統領のブレーンがＴＶ討論会で、イラクで息子を失くした母親の質問に答える。「もし、願いが一つだけかなうなら。あなたの息子さんが、戻ってきてくれることを・・・」そしたらば。その願いはかなってしまいました。それどころか。死んだ兵士たちが続々と生き返ってしまったのです・・・！これ、凄いです。びっくり。見てて泣きそうになりました。ダンテさんらしくギャグも挟みつつ、現体制に真っ向から「ＮＯ！」と言い切る潔さ。素晴らしい。それでいてちゃんとエンターテイメントに仕上がってる。凄いですよこれは。ラストでもう一歩踏み込んでカマしれくれたら・・・今年のＮＯ.１候補でしたね！間違いなく。そういうわけで、まだＤＶＤも発売前の先行放送なのであまり詳しいことは書けませんが。ホラー好きの方以外にもぜひオススメ！の１本です。レンタルが始まってからでもぜひ。迷わず星★★★★＋半分進呈です！！

  2006/05/24

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• この映画を見た！「ザ・リング２」

  相変わらず「撮りためたビデオ棚卸シリーズ」が続きます。あいすいません。それではオフ・シーズン企画この映画を見た！今回は・・・『ザ・リング２』前作は和製ホラーをハリウッドでリメイク！というのがもっぱらの話題でありましたが。今回は、『ザ・呪怨』でオリジナルを撮った清水監督がそのままリメイクも監督し全米ＮＯ.１ヒット！になった事もあるのでしょう。オリジナルを監督した中田さん自らがメガホンを取り。『呪怨』のような日本を舞台に、という裏ワザ？は使わずアメリカに渡ってのパート２リメイクです。とはいえストーリーはオリジナル。中田さんは監督のみで、脚本は別の方。それはどんなもんか？とも思っていたのですが・・・正直、ホラーとしてはどうだろう？という感じですね。まあこのネタはすでに出し尽くした、というのもあるでしょうが。そのせいか中盤以降はもう「呪いのビデオ」の話ですらなくなっていきます。そこが「オリジナル」なのか？とも思いましたが。前作で被害をこうむったナオミ・ワッツ母子が田舎に引っ越してきたはいいけれど。再び“サマラ”の恐怖が二人に襲い掛かる、という筋書きです。ビデオとは関係なく。一度その呪いに取り付かれると、やすやすとその呪縛からは逃れられない・・・という設定は悪くないと思いますが。やはりホラーものとしては弱い。というより、実は「母子モノ」として見ると案外よく出来ています。いわゆる「愛する我が子を守る為に戦う母親」という図式ですな。でも、その「戦う相手」が守るべき息子の中にいるんでやっかいなんですが。そういうわけで、正直コワい！という映画では残念ながらなかったですけど。ちょっと違った視点から見れば悪くない出来だと思います。あと、シシー・スペイセクのゲスト出演も嬉しかったし（笑）。おそらくは子供の頃『キャリー』に度肝を抜かされた世代として、ハリウッドに進出して映画撮ってシシーさんをゲストに呼んで・・・というのは監督冥利につきる事だったでしょう。ただ、前作の「馬」に続く「鹿」はいかがなものか（笑）。こうなるとパート３は何が暴れるんだ？とか考えたくなりますな。あれば、の話ですけど。サイとかカバとかか？キリンだったらちょっと見てみたいぞ。野生の王国か。というわけで、期待通りではないけど悪くない。一応これも星★★★にしておきますか。・・・なんだかこればっかになりそうだなあ。採点方法変えようかなあ。

  2006/05/22

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• この映画をみた！「エイリアンＶＳプレデター」

  はい、昨日までとはうって変わって、「主にWOWOWで放送したのを録画したっきりだった映画棚卸し」シリーズです！なので一気に鮮度が落ちますがご了承ください・・・というわけで。オフ・シーズン企画この映画を見た！今日の１本は・・・『エイリアンＶＳプレデター』ＳＦ映画史にその名を残す、２大モンスターの激突！果たして生き残るのは？そして不幸にも戦いに巻き込まれた一般市民の運命やいかに？！・・・とまあ、そんな映画ですが。ここはひとつ、「どーせバッタもんだから」と肩の力を抜いて鑑賞しましょう（笑）。そうすればなかなかイケる作品です。エイリアンやプレデターの造詣はしっかりしてるし（当たり前か）。アクションシーンもそれなりによく出来てる。不満をあげたらキリがないので、細かいところは目をつぶって。こういう映画にもちゃんと出演してくれるランス・ヘンリクセンの男気というか義理堅さ？に敬意を表します！あなたは偉い。「南極に突如として現れた古代遺跡。『エイリアン』での諸悪の根源？である大企業がその筋の専門家たちを集め、発掘調査を始めるのだが。そこはプレデターとエイリアンの“戦いの場”だったのだ・・・！」お話はこんなとこ。この設定が出来上がれば、後はもうクリーチャーの皆さんに大暴れしてもらうだけ！ちょっとエイリアン軍団の数が物足りなかったですけどね。そこは“クィーン”のご登場でカバーかな。しかし意外や意外の「プレデターの武士道精神」にびっくりです！ああいうのは宇宙共通なんだろうか？まあ人間の味方につくとしたらどっちかといえばプレデターの方だろうけど。エイリアンはどうにも意思の疎通のしようがないしねえ（笑）。というわけで、思わずがっはっは！なラストも含め、馬鹿馬鹿しくも楽しめる一本でありました。・・・とはいえあんまり期待しないで、ほんとにビール片手におつまみつつきながら、ってのが一番。ここはおおマケにマケて星★★★！・・・だと『クラッシュ』とおんなじ評価か（笑）。それも困ったな。

  2006/05/21

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• この映画を見た！「ヒストリー・オブ・バイオレンス」

  祝！アンリ、アーセナル残留！！これで来季もアーセナルは優勝候補。正直アンリが抜けてたら「２番手」になりそうだったけど。チェルシーの牙城を崩せ！というわけで、オフシーズン企画第２回。この映画を見た！今日は・・・『ヒストリー・オブ・バイオレンス』私がこの映画を見たいな～と思うのは、昨日の『クラッシュ』みたいにアカデミー賞がらみももちろんあるんですけど。一番は、「監督」。あんまり誰が主演、とかにはこだわらない。誰が出てるから見たい、というのはあまりない。で、この映画の監督、デビッド・クローネンバーグ。もう心底好きな監督である。学生時代に見た『ビデオドローム』の衝撃は未だに忘れられない。世間的に有名なのは『ザ・フライ』かな？あれも凄かったですけどね。８０・９０年代は間違いなく時代を一歩も二歩もリードしていた彼が、２１世紀に入りやや方向性を失っているんでは・・・？と思っていた矢先のこの新作。なんと初のアカデミー賞候補！同じ「デビッド」、リンチ監督がなぜか？カンヌやアカデミーで高評価を受けているのとは裏腹に、まったく賞には縁がなかったのだけれど。まあ今回も受賞は逃しましたが。初めて世間の高評価を受けたといえるこの作品。しかあし。それってもしかしたら「彼らしさ」が薄れてしまってるんでは？それで「一般受け」したんじゃないの？なーんてコアなファンはつい心配しちゃうわけなんです。んが。はい、この作品、まったくもって期待は裏切りませんでした！それに加えて「新境地」を開いたかのような。平和な典型的田舎町に住んでいた主人公一家が、ある日突然思いもしない「バイオレンス」の激流に巻き込まれる・・・この前半はもう２００点。素晴らしい。全てのシーンに緊張感がみなぎる。なにげないシーンも気を許せない。それは・・・完璧なオープニングシーンのせいで。いつ、どこから、「暴力」が振ってくるかわからない。それも、凄まじい描写によって。ただ、主人公が日常から離れ、暴力の世界に舞い戻る後半・・・というか終盤はもう一つ、でしたけど。その代わりラストは秀逸。「ここで終わって欲しい」ところで見事に終わってくれました！もしかしたら一般の方は「あれ、終わっちゃった？」って感じるかもしれないですが。私的には、あれがベスト。というわけで、「こういう映画」に免疫のない方はぜひ十分にお気をつけて。見たことを後悔することになりかねません。そうでない方、クローネンバーグに興味のある、という方は必見。謹んで星★★★★＋半分贈呈いたします！

  2006/05/20

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• オフシーズン企画「この映画を見た！」

  欧州サッカーシーンもオフシーズンに入り。とりあえずワールドカップが始まるまでは・・・ネタがないっ！かといってまた何日もお休みするのもなんなので。＜オフシーズン特別企画＞この映画を見た！・・・サッカーの事書こうと思ってブログ始めたのに結局これだ。シーズンオフは考えてにゃかった・・・というわけで第一弾は景気よく？アカデミー作品賞受賞！『クラッシュ』ロスを舞台に繰り広げられる様々な人間ドラマ、というやつですな。「ビッグスター」とまではいかないけど？サンドラ・ブロック、マット・ディロン、ドン・チードル、ブレンダン・ブレイザーなどおなじみの顔がずらっと並びます。彼らの織り成す幾多の人間模様。舞台は、人種差別の横行する、というよりは映画を見る限り“差別王国”とでも言いたくなるようなロスの一夜・・・冒頭、ドン・チードル扮する刑事が交通事故に会い、たまたまその現場近くで見つかった死体を見に行く。お話はそこに至るまでの一日に何が起きていたのでしょうか？というのを描いていくわけですが。これがね～・・・それぞれのドラマが思ったより「織り成さない」。なんというか、うねり？みたいなものがなくて。こういうのは最初は別々に見えたストーリーがだんだんと絡み合っていくところに見ごたえがあるんですけども。ほとんどが「偶然の一致」みたいな感じ。そんなんアリ？というか。それぞれのお話は悪くないんですけどね。とはいえ、面白い事は面白いです。ただね、という感じ。監督は『ミリオンダラー・ベイビー』の脚本を書いた人で、これが初監督作品。もちろん脚本も書いてます。そう思うと「あ、なるほどね」という思いもあるのですが。正直、「映画館でなくても良かったかな」と思っちゃいました。でも、ＤＶＤや衛星で放送したら見る価値はあると思いますよ。そこはさすがに「作品賞」なりの面白さはありますから。とりあえず、星★★★☆☆ってとこかしら？・・・ちなみに私は夜７時からの「１０００円タイム」で見たのでまあ損はしなかったかな、と思いました。“人間ドラマ”系がお好きな方にはお薦めします。

  2006/05/19

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• マスターズ・オブ・ホラー！前半戦。

  今日はサッカーの話題ではなく。先日も日記に書きました、ホラー映画の巨匠たちによるオムニバス、「マスターズ・オブ・ホラー」。ＤＶＤ発売に先駆けて、スカパーＰＰＶで放送されたのを早速見てみました！全１３本中、今月前半放送の７本。まずは有名どころのダリオ・アルジェント師匠とジョン・カーペンター御大。６０分の尺では物足りなさもあるかな、と思ったのですが・・・はい、どちらも最高でした。疑ってすんません！！かえって引き締まっていい感じ（笑）？６０分の中に、ま～地上波ではおよそオンエアできないような「見せ場」盛りだくさん！すんばらしい。続いて参加監督の中では若手、『メイ』で注目されたラッキー・マッキー監督（本名ですって♪）。コメディタッチの作品ですが、これはいいっ！ステキ！おたくなこまったちゃんに注ぐ、愛に満ちた作品。そして・・・見た人全ての記憶に焼きつく衝撃作『オーディション』等で世界にその名を轟かす、日本代表三池崇史監督。全作品中唯一１８禁、唯一放送禁止のその中身は・・・はい、はっきり言ってその「期待」をいささかも裏切りません。いや、そこまでやりますか、というのが正直な感想。その「凶悪さ」をいかんなく発揮してくれてます。いやはや。「ちょっと見てみよう」くらいの気持ちでいる方は・・・お止めになった方がいいかと思います。生涯残るトラウマになるかも？その他の３作品も標準の出来栄え。この企画、まずは大成功と言っていいでしょう！今月後半オンエアの残り６作品も楽しみです。わくわく。

  2006/05/10

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• 作品賞「ＸＸＸＸ」とは！

  というわけで。速報！アカデミー賞（笑）。ですが、ビデオ録画してる方のために具体的な作品名は最後に置いときまして。って、今はみんなネットで先に知っちゃうかな？いやあ、びっくり！な～んだ、やっぱ予想通りじゃん。地味な顔ぶれの上に「予想外」もなしかい、と思ってましたら。ラストにかましてくれましたね！・・・アン・リーはさぞがっくりしている事でしょう。ま、監督賞撮れたからいいかな？キング・コングが結構受賞できたのが嬉しかったです。「サユリ」（メモリーズ・オブ・“ゲイシャ”ね！）って評価高いんだなあ。・・・そういや、「シスの復讐」って去年の映画でしたよ、ね（笑）？あ、なんかにノミネートされてたか。「宇宙戦争」は幾つもノミネートされてたけどねえ・・・というわけで。ジョージ・クルーニーは言いたい事言う前に終わっちゃったかな。でも色々魚にされてたからいいかあ。でも、ゴールデン・グローブの時のほうが楽しそうだったな。そういうものなのかもしれないけど。それにしても・・・「クラッシュ」とは！

  2006/03/06

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• 続・「ＬＯＳＴ」続報。

  日本代表戦もやってるさなかにサッカーの話題でなくて申し訳ない。溜まってたビデオ見終えて毎週の放送を楽しみにしてる「ＬＯＳＴ」でありますが。先週のは・・・やられたあ。まさに製作者の思うツボか？泣かされてしまいました。メイン生存者の中で、ひときわ「ダメ男」役のチャーリー。でも島に不時着してからは、なんとか必死に“更正”しようと頑張っている。それなのに・・・その「きっかけ」を失うという大事件が。それが、ああ・・・あのラストの「彼女の一言」はやられたあ！正直先週は、最近ちょっと影の薄かった（笑）主人公ジャックが、もしかしたら今後の展開に大きな影響を与えるかもしれない「ある決断」をするとこがメインだと思うのですが。そういう鳥肌が立つほどの緊迫した展開の中で、最後に泣かせるんだもんなあ。思惑通りなれど、やられました。でもなぜか先々週分がビデオテープに残ってなかったぞ？！うおっとはっぷん？・・・望む、再びの一挙放送。

  2006/02/28

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• ブロディさん。

  「ＣＬ前の仕上げはいかがなもんかな」とサンチャゴ・ベルナベウでのレアル戦を見ましたら、冒頭にいきなし愛しのエイリアン・ブロディさんが映ってましたので（笑）。閉話旧題？実は私、彼の出世作「戦場のピアニスト」は録画したまままだ見てないんですが。（←はやく見ろよ！）彼の「出演作」を見る前にもうファンになっちゃいました。それもどうよ。なんたって、有名なあのアカデミー賞受賞シーン。名前を呼ばれ、壇上にだだっと駆け上がり、興奮のあまり？プレゼンターのハル・ベリーにぶちゅう～～っと濃厚なディープ・キス！・・・なんて奴だ（笑）。キスの後の「ぷう～。」ってなハル・ベリーのリアクションも可愛かった。で、翌年。主演女優賞のプレゼンターとして壇上に上がった彼。当然みんなの頭には「昨年のあのシーン」が浮かんでくる。そんな会場の雰囲気を察し？「今年はキスはしないよ」と先手を打つブロディさん。さて。ノミネートの方々の名前を呼び終え、いざ発表。「ジ・オスカー・ゴウズ・トゥ・・・」と、封筒を開ける際。ポケットから“口臭スプレー”を取り出し、お口にしゅっしゅっ！・・・準備ＯＫ。っておいおいっ！（笑）。・・・結果、受賞者のシャーリーズ・セロンさんとは抱擁しただけでしたが。まったく、こいつはなんて奴だと。ますます好きになりました。セロンさんもあそこで逆にブロディさんに自分からぶちゅ～っ！ってやってくれたら盛り上がったのに（笑）。って、本人は「体当たり演技」が報われた感激でそれどこじゃなかったか。最近やっと彼の出演作「キング・コング」「ヴィレッジ」と立て続けに見て、もう彼に首ったけ？です。こいつはほんとに目が離せない！・・・と、この「キス事件」の事はよく聞くんですけど。私がほんとに感激したのが、実はその後。「戦場の～」でオスカーを受け取り、お馴染みの「お世話になった方々」へのお礼を一通り述べた後。時間ですよ～と、退場をうながす音楽を流す会場のオーケストラを「ちょっと待って！もう一言言わせて欲しい。」と制し。時は、アメリカがイラク攻撃を始めたその最中。「こんな時に、こういう映画で賞を頂くのは気が引けますが。」そして。「あなたの信じている神が何であれ・・・みなさんに、神のご加護がありますように。」・・・もう、これでノックアウト、でした。この年は、あの「ボーリング・フォー・コロンバイン」でマイケル・ムーアがドキュメンタリー賞を受賞し。ノミネートされた他のドキュメンタリー候補の方々をみんな壇上にあげ。「彼らの代表」としてオスカーを受け取っておいて「ブッシュよ恥を知れ！」とカマし拍手とブーイングにさらされた、そんな年。そんな喧騒の中のブロディさんの言葉は・・・ほんとにじ～ん、と来ました。声高に「反対」を叫ぶのも、もちろんいい。でも。彼の「祈り」が、何よりも心に響きました。あの、授賞式のクライマックスとも呼べる場面で。ああいう事を言える人、なかなかいませんて。もう、この時から。私はブロディさんに夢中、なのです。男が男に惚れる、ってのはこういうのを言うんだな。うん。

  2006/02/20

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• 観戦記特別編・シャルケＶＳレバークーゼンそのいち。

  スペイン・リーガ・エスパニョ～ラの放送権を獲得して、「じゃあ」とＷＯＷＯＷがブンデス・リーガの放送権を手放して以来。ひっさびさにワールドカップの行われるドイツのリーグ戦を観賞。姉さんに感謝。毎年優勝候補、というか２番手あたりには必ず挙げられるものの、今年も４位といまいちなシャルケ。かたや、本来同じ立場のはず、バイエルンにいっちゃったルシオとかいた頃はＣＬでその「攻撃サッカー」が話題になったんだよなあ・・・それも今は昔？なレバークーゼン。現在なんと１０位。聞いたらまあ、どちらも今季監督を交代。後半戦に、立ち直りを賭ける。きっかけとして相手にとって不足なし、シャルケホームで試合は始まる。久々の観戦なので試合前の実況のお話にも耳を傾ける。「シャルケは今季リーガ最小失点。しかしこの２試合は点も取れずスコアレスドロー。決定力アップが課題。」ふむふむ。「レバークーゼンはここまで寂しい結果に終わっているものの、前節は４－０で快勝。ここで勢いに乗りたい。」なるほど。加えて、「この２チームの対戦は、過去も結構点が入ってるんですよね。３－３とか・・・」こういった前フリを踏まえまして。リーガ史上に残る？大乱戦のキック・オフ。序盤はやはりホーム・シャルケが攻め立てる。そして「クラニーの相方」として先発起用されたラーセンが、９分に早くも結果を出す。ペネルティ・エリアに切り込んで、シュート！シャルケ、先制。喜びを爆発・・・というよりは「どうだい？どうだ？だから俺を使えってんだよ」的な不適な態度。だけどまあ、久しぶりの得点に、ベンチもほっと一息。これで肩の力が抜けたか。ここからシャルケの得点ラッシュ。１７分に個人技からちと緩かったラメロウの守りを抜いてクルスタイッチが。３４分に絶妙のクロスからバイラモビッチがヘッドで。それぞれ決めて、前半途中で３－０！そりゃスタンドは大騒ぎ。・・・しかし。レバークーゼンも、黙ってはいなかった。まず前半４０分にヴォローニンが決めて１点返す。前半のうちに１点でも返せれば・・・という期待が見事的中。「これで試合はまだわからない」なんて常套句が頭に浮かぶ。これがほんとに「わからなくなる」ほんの手始めだった。後半開始５分、レバークーゼン・ベルバトフが１点返して、これで３－２！もう勝敗はわからない。レバーやるじゃない！と思ったのもつかの間。そのわずか５分後。他の選手が点を入れるのをじっと見ていたエース・クラニーがついに。遠目から放ったシュートは、キーパーが目測を誤り？そのままゴールへ。エースの久々のゴールで、４－２。突き放すシャルケ。そして後半１８分。先制点のラーセンが再び決めて、これで５－２！再び、３点差。・・・勝負あった。ホームのサポーターだけでなく。誰もがそう思ったに違いなかった・・・＊続く＊

  2006/02/17

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• 「ＬＯＳＴ」続報。

  こないだ「今更ですが面白い」って書いた、海外ドラマ「ＬＯＳＴ」ですが。やっと録画してたビデオ見終わって、毎週の放送に追いついたのですけど・・・とんでもない事になってます。いえ、展開・・・というか、流れは今まで通りなんですが。生存者の過去を暴きつつ、島でのサバイバルを描き出す、と。この「島でのサバイバル」がですねえ・・・もう、とんでもない事になっちゃってます。いえ、まだまだなりそうな予感です。正直、現時点では何がなんだかさっぱりわからない。もう、「いったい何の話なのよ？！」と叫びたくなるくらい。何書いてもネタばれになってしまうので何も書けませんが。とにかく目が離せません。とんでもないドラマ、である事は間違いないです。願わくば、デビッド・リンチ作品のように「謎のほとんどぶん投げてエンド」になりませんように。いえ、リンチの映画は好きなんですけど。昔のドラマ「プリズナーNO.６」みたいなのかなあ・・・

  2006/02/16

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• 唐突ですが「ＬＯＳＴ」の話題。

  本来なら昨日やったセリエＡの事を書くのだが。録画し忘れたので全然関係ない話。エミー賞＆ゴールデングローブ賞で「２冠」を達成した「ＬＯＳＴ」。どんなもんだべと思って録画したっきりだったのを見てみたんですが・・・いや～面白いね！今更か？さすがに作品賞に輝くだけの事はありまんな！１，２話だけ見るつもりが４話まで一気に見ちゃったわ。お話は簡単に言うと、どこぞの「南海の孤島」に旅客機が墜落し、そこで生き残った人々のサバイバルが始まる・・・というものなんですが。これがまああなた。墜落した海岸のすぐ後ろにあるジャングルからは得体のしれない動物の鳴き声が！がっさがっさと木々をなぎ倒しながら。ここはスカル島だったのか？！おいおいこっからどう展開するねん、動物パニック？サスペンス？まったく先が読めない。墜落時、医者という職業上ケガしてるみんなを助けた流れで、なんとなく「リーダー」みたいになってる男が主人公。んで彼をひょんなことから手伝った女性がヒロイン。映画「スピード」のサンドラ・ブロック的役割ですな。第１話では墜落前に大破したコックピット部から無線機を探し出そう、という探検。第２話は「怪物」がいるジャングルを抜け、その無線機で電波が届き易い山に登って助けを呼ぼう・・・という冒険。その最中に助かった人たちの過去が一人一人描き出される・・・という寸法。生存者は年齢も人種も様々。こういう設定ではお決まりの？妊婦や一発屋のバンドのベーシスト、生意気な娘っ子にお人良しのそのお兄さん、利己的な中国人、そしてなんだかカーツ大佐みたいなやつ・・・。こういった人々が「飛行機に乗る前」どんな日々を送っていたのか？を描き出すわけやね。その過程もドキドキ、そして現実の探検・冒険もドキドキ。毎回最後は「キングダム」みたいな引っ張りで終わるし。もう目が離せまへん。というわけでＤＶＤとか出たら（もう出てるのかな？）一見の価値有り、だと思います。「２４」とか好きな人は絶対ハマると思う。・・・それにしてもゴールデングローブでは主演・助演部門ではほとんどノミネートもされてなかったけど。個人個人よりもとにかくこのドラマのアイデア・設定・展開には参りました、って事でしょうか。もし機会がありましたら、是非ご覧あれ。ただ字幕版で録画しちゃってたんだよな～。こういうドラマはやっぱり吹き替えでじっくり見たいなあ。それだけが後悔。吹き替えの再放送やってくれないかなあ。

  2006/02/09

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• カップ戦もないウイークデーは。

  ひさかた振りにサッカーネタ以外で。今週NHK-BSで「名探偵ポワロ」のスペシャルものをずっとやってるんですが。毎晩仕事が夜勤なので録画して朝帰ってから見てるんですけどね。１０日夜にやった「５匹の子豚」、これがよかった！ちょっとうるうるきちゃいました。最近ほんと涙腺が弱いかも。もう年だなあ。いつもの殺人現場にたまたまポワロが居合わせて・・・みたいな感じではなく。１４年前に夫を毒殺した、として死刑になった母親の汚名を晴らそうと、成人した娘がポワロに再捜査を依頼する、というもの。当時の関係者一人一人に話を聞き。これがまた「藪の中」みたいな。まあ昔の話しだし思いは人それぞれよね。そして１４年振りに、関係者が事件のあったお屋敷に集合する・・・ああ、ぞくぞくする！死刑になった母親が、処刑前に自分の妹宛に書いた手紙が「キモ」になるんですが。ここは涙なしでは見られない。うる。推理ものですからあんまり書くのもあれなんで。ＤＶＤとか出てるのかな？もしくはスカパーのミステリチャンネルあたりで。見かけたら、ぜひ。

  2006/01/12

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• 最“狂”絶叫計画

  シリーズ第三弾、今度はパロディといえばこの人！だったザッカー兄弟の片割れが監督！・・・って事で期待大だったんですが。ちょっとおとなしかったかな？パワー不足という感じでした。せっかくスカパーのペイパー・ビューで見たのに！アンナ・ファリスは相変わらず可愛いけどね～。下ネタも自粛？気味でなんだかな。オープニングはくっだらなくて良かったけど。あんな高校生いないやろ！でも、元が日本映画のネタをこうやって海の向こうで堂々とパロってくれる時代になったんですねえ。しみじみ。

  2005/09/17

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• フランケンフッカー

  いわゆるホラーでは決してないのだけれど。今、なぜかもう一度無性に見たい映画。ＤＶＤ再発してくれないかなあ。とにかく全編馬鹿まるだし。ラストの阿鼻叫喚の人体破壊＆結合描写は感涙モノ。よくぞまあやってのけたわね、と感心。とてもあの切なさ一杯の「バスケット・ケース」を撮った監督とは思えん。ある意味、あの頃のスプラッタ・バブル時代を象徴してるとは思うけども。今じゃちょっと作れないだろうな、こんな映画。

  2005/09/17

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