テーマ:好きなクラシック(2288)
カテゴリ:ピアノ
「丸の内トラストシティ・ランチタイムコンサート」 伊賀あゆみ&山口雅敏デュオ 丸の内トラストタワーN館1Fロビー 時間:12時10分~13時00分 プログラム: ・モーツァルト(チェルニー編曲):レクイエムより 「デイエス・イレー(怒りの日)」「ラクリモーサ(涙の日)」「ルックス・エテルナ(永遠の光が)」 ・モーツァルト=P.Buttall (山口&伊賀編):サンバ・トルコ! ・グァスタビ―ノ:ロマンス・デル・プラタより 第1楽章Allegro Cantabile<日本初演> ・W.ゴメス(山口編):アヴェ・マリア <日本初演> ・ニャターリ(原曲2台ピアノ/山口連弾編):トワイライト(Julio Barbosaの作品による) <日本初演> ・セルバンテス:キューバ舞曲より「操り人形」 ☆レビュー☆ 楽譜マニアの山口君が発掘したラテンの知られざる名曲(珍曲?)の数々。日本初演がてんこ盛り。 合唱団の伴奏をしていることもあり、コンサート冒頭は演奏会直後のレクイエムより数曲。 「ランチタイムにレクイエムでごめんなさい!」のスピーチがうける。 チェルニー編、さすがに良くできている。怒りの日からド迫力。 本題のラテン系。サンバ系のノリかと思いきや、南国のノリを感じさせつつもうっとりさせるメロディー。 マイアミのビーチでサンセットを眺めながらカクテル片手に聴いてみたい。 ここのところ南米系のピアニストが増えていることもあり、今後は南米の曲が広まる可能性を感じた。 しかし作曲家や遺族と直談判する山口君の熱意にも脱帽である。 書きたかったのはこちらかもしれない。 この数日後に西宮での「珍曲音楽祭2012」に参加したとのこと。珍曲音楽祭(笑) 企画者は、音楽界のカリスマ「世界の高沖氏」。カプスチンの友人でソナタ12番を献呈された人としても有名。 当日演奏されたのは日本初演ばかり。 アイアランド、アルカン、マインダース、チェイシンズ、リーバーマン、ウラディゲロフ、ホロヴィッツ、ワイセンベルク、ヴィレンスキーなど、珍に珍がつく曲のオンパレードだったそうな。 ちなみに伊賀さん&山口君は、上記楽曲を「関西初演」として臨んだそうな・・・。このノリがうける。 伊賀さん&山口君に言わせると、高沖さんのblogでのコンサート評は激辛。私のblogは辛口だそうな(これでも激辛ではないのがミソ・・・)。 そんな二人が伊賀さん&山口君の披露宴でスピーチしたのだから、さぞかし冷や汗をかいてくれたに違いない。 珍曲音楽祭、行きたかったなぁ。 (脱線してすみません。ランチタイムコンサートは昼休みに多数の人が最後まで聴き入っていたことをご報告いたします) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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