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「生きる」っていう谷川俊太郎の本をちょっと読んだけどいいですねえ
mixiのコミュニティから生まれた本だそうですね。 生きる 泣きたくなるほど優しい本。本書は、mixiの「谷川俊太郎」コミュニティに立てられたトピック「生きる」「続・生きる」に投稿された作品から、選出した作品に投稿者自身のコメントや写真を加え再構成。 【目次】(「BOOK」データベースより) 生きる/ひだまり/あなた/涙/風/命/振り子/明日 【著者情報】(「BOOK」データベースより) 谷川俊太郎(タニカワシュンタロウ) 1931年、東京生まれ。詩人。52年、詩集『二十億光年の孤独』でデビュー。翻訳、劇作、絵本、作詞など幅広く活躍。62年『月火水木金土日の歌』で日本レコード大賞作詞賞、75年『マザーグースのうた』で日本翻訳文化賞、82年『日々の地図』で読売文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 生きる 谷川俊太郎 生きているということ いま生きているということ それはのどがかわくということ 木漏れ日がまぶしいということ ふっと或るメロディを思い出すということ くしゃみをすること あなたと手をつなぐこと 生きているということ いま生きているということ それはミニスカート それはプラネタリウム それはヨハン・シュトラウス それはピカソ それはアルプス すべての美しいものに出会うということ そして かくされた悪を注意深くこばむこと 生きているということ いま生きているということ 泣けるということ 笑えるということ 怒れるということ 自由ということ 生きているということ いま生きているということ いま遠くで犬が吠えるということ いま地球が廻っているということ いまどこかで産声があがるということ いまどこかで兵士が傷つくということ いまぶらんこがゆれているということ いまいまがすぎてゆくこと 生きているということ いま生きてるということ 鳥ははばたくということ 海はとどろくということ かたつむりははうということ 人は愛するということ あなたの手のぬくみ いのちということ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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