テーマ:ミステリはお好き?(1451)
カテゴリ:海外ミステリ(ハ行作家)
ミネソタの小さな町 レイク・エデンは、いつになくにぎわっていた。 ハートランド製粉主催による 手作りデザートコンテストの第一回開催地に選ばれたのだ。 町いちばんのケーキ作り名人として ハンナも審査員に選ばれたが、審査員の中には意外な顔ぶれも。 そのひとり、高校のバスケットボール・コーチであるボイド・ワトスンが こてんぱんに参加者のデザートを批評した夜、彼は何者かに殺された。 そばには ハンナがあげたストロベリー・ショートケーキが―。 またまた死体の第一発見者となってしまったハンナは やっぱり探偵役をやるはめに…。 大好評お菓子探偵ハンナ・シリーズ第二弾。 (「BOOK」データベースより) 論理的な推理はあまり期待できませんが、読んでいるうちにクッキーのいい香りがしてくる、コージーミステリです。 『チョコチップ・クッキーは見ていた』(感想)に次ぐ、お菓子探偵ハンナ・シリーズの第二弾。 私は 素人探偵も結構好きなのですが、思いこみだけで事件の捜査に鼻を突っ込んでいくハンナには、時々イラッときます(笑) ただ、故郷に戻ってクッキーの店を始めた事情や、母や妹との確執、さまざまな劣等感に悩まされていること、拾った猫との絆などを見ているうちに、だんだん親しみを感じてきました。 今回は二人で調査することで、妹との関係もうまくいきました。 美人ではないと言っているわりには、ロマンスの気配も濃厚で、しかも候補者が二人いるというのだから、大したものです。 このシリーズは、作品に登場するお菓子のレシピつきなので、読んでいるうちに食べたくなっても、すぐ作ることができます。(99パーセントの人が食べたくなるはずです!) 私も我慢できずにクッキーを作ってしまったのですが、ありあわせの材料しかなかったので、レシピは参考にできませんでした。 貰いもののシナモンをたっぷり入れた、シナモン・クッキーです。 しかし、愛想のない形ですね。かまぼこみたい。 もう少し可愛く作ればよかったです。 味はバッチリなんですが……(笑) ストロベリー・ショートケーキが泣いている お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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