テーマ:本のある暮らし(3217)
カテゴリ:本の楽しみ
上段左より 『ベーカリーは罪深い』J ・B スタンリ ダイエット・クラブのメンバーが活躍するという、一味違うコージー・ミステリのシリーズ1作目。 心優しき彼らが、今度はどんな事件に巻き込まれるのか、果たしてダイエットは成功するのか、とても気になります。 『空想オルガン』初野晴 ユーモアと爽やかさが心地いい青春ミステリですが、それだけではありません。 人の心の奥にあるものや、事件の背景にあるものまで描き出すので、驚かされたり、胸が熱くなったりします。 『造花の蜜』連城三紀彦 これは面白いです。誘拐ものですが、まったく予想できない展開でした。 緻密な構成と、捻りわざの連続に、ゾクゾクしました。 『見えないグリーン』ジョン・スラデック 久しぶりに読んだ端正な本格ミステリでした。 伏線がすべて、はめ絵のように、ピタリピタリとはまっていきます。 『埋みの棘』佐伯泰英 鎌倉河岸捕物控の第十弾。政次と亮吉、彦四郎が子どものころに目撃した事件が、十一年後の今になってまた関わってきます。 青春時代ミステリです。 コミック 『アイアムアヒーロー(1)』花沢健吾 冴えない男の先の見えない毎日、と思ってだらだら読んでいたら、最後にとんでもないことが起きて、ショックを受けました。 『アイアムアヒーロー(2)』花沢健吾 いったいこれからどうなるのでしょう。 けれども、ただ気持ち悪かったり、怖い、というだけではない、ユニークな作品です。 『屍鬼(10)』藤崎 竜 / 小野 不由美 寝る前に読んでいたら、多少気分が悪く、怖くなりました。 今は屍鬼が怖いのではありません。 怖いのは人間の番です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年03月01日 21時30分46秒
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