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テーマ:伝統こけしの魅力(99)
カテゴリ:遠刈田系
佐藤文吉を追いかけていたところ、佐藤一夫(1936-)の妻佐藤良子(1947-)の文吉型が文吉とはまた違った魅力があることに気付いた。佐藤良子の経歴については、やはりKokeshiWikiが詳しい。
夫、一夫の父、佐藤米蔵は佐藤丑蔵の弟子だが、描彩としては丑蔵型ではなく義理の叔父である佐藤己之吉型を復元している。また祖父茂七の長男吉郎平(米蔵にとっては伯父)の系統でもある。佐藤一夫の師は佐藤守正でその伝承による小原直治型も作った。さらに佐藤文吉は丑蔵の弟子であり父米蔵と相弟子であった。その文吉型もその父、文六型も作った。しかし良子は主として小原直治型、佐藤文吉型を作る。小原直治は割れ鼻、文吉は丸鼻であるが良子の描く鼻はさらに小さく猫鼻といわれている。胴模様は多様多種で夫同様、新しい模様も積極的に取り入れている。 佐藤吉郎平 佐藤春吉‐佐藤米蔵‐佐藤一夫 | | 佐藤茂七‐さん(次女) 佐藤良子 もじ(五女) | 佐藤己之吉 画像は過去のヤフオクから にほんブログ村 にほんブログ村 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019年09月06日 17時58分01秒
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